学校日記

5月30日 4年 笑い教育家 じゅげむさんの授業(後半)

公開日
2025/05/30
更新日
2025/05/30

4年生

後半は、桃太郎を題材にした落語づくりに挑戦しました。

桃が流れてくる場面や、桃の中から出てくるものを“クスッ”と笑える内容にアレンジしながら、子どもたちはおじいさん役・おばあさん役に分かれて体を使って演じました。どのグループも、相手を笑わせようと工夫しながら、楽しく表現する姿が印象的でした。




その活動の中で、じゅげむさんは「何が“いい笑い”で、何が“悪い笑い”なのか」を一緒に考えてくださいました。子どもたちからは「悪口がないのがいい笑い」「きつい言葉がないのがいい笑い」といった声が上がり、「人をいじるような言葉がなくても、面白くてあたたかい笑いは作れるんだ」と気づくことができました。




お題に基づき考えたネタを何人かが前に出て演じてくれました。発表者が前に出てお辞儀をすると、教室からは「待ってましたー!」とあたたかい声。

そして発表が終わると「ええやん!」と笑顔で声をかける子どもたち。会場全体が一体となり、安心して表現できる空気に包まれていました。




笑いには、人を幸せにする力も、傷つけてしまう力もあります。子どもたちは今日の授業を通して、言葉の大切さや、思いやりのあるユーモアについて、楽しみながら深く学ぶことができました。