遠くの建物を測るミッション
- 公開日
- 2025/09/09
- 更新日
- 2025/09/09
6年生
今回のミッションは、「遠くに見える建物の高さを測る」というもの。どうやってメジャーを届けるか… 🤔 悩んでいたみなさんの前に現れたのが、「縮図」という魔法の言葉でした。
縮図とは、元の形はそのままに、一定の割合で小さくした図のこと。今回のミッションでは、相似な三角形を見つけて、その縮図をかくことで、直接測れない高さを計算しました。
縮図を使って高さを測る方法
では、具体的にどうやって測ったのでしょうか?ポイントは3つです。
測るものを決める まず、測りたい建物の高さを決めます。
相似な三角形をつくる 先生が用意した長い棒を使い、地面に立って、棒の先とが一直線に見える場所を探しました。そうすると、自分の目から地面、棒の先、そして建物を結んで、直角三角形が2つできます。
この2つの三角形は、角度がすべて同じなので、相似な三角形になります。これが、今回のミッションの鍵です。
測れる長さを測り、計算する 相似な三角形の性質を使うと、対応する辺の長さの比はすべて同じになります。
自分の目の高さから地面までの長さ
自分から棒までの水平距離
棒の長さから地面までの長さ
自分から建物までの水平距離
これらのうち、直接測れる3つの長さを測れば、最後の「建物の高さ」は計算で求めることができるのです。
みんなの感想
「まさか、こんな方法で高さを測れるなんて思わなかった!」 「難しそうだったけど、実際にやってみたらおもしろかった!」 「遠くのものの高さも、算数を使えば測れることがわかってすごい!」
などの声がたくさん聞かれましたね。今回の学習を通して、算数が日常生活の色々な場面で役立つことを実感できたのではないでしょうか。
今回の学習は、地図や設計図、遠くの星までの距離を測る天文学など、様々な分野で使われている大切な考え方です。
これからも、身の回りにある「なんでだろう?」を、算数の力で解き明かしてみてくださいね!✨