10月17日 ビーバーの「大工事」に迫る! 2年生が作った「動物カード」のひみつ
- 公開日
- 2025/10/18
- 更新日
- 2025/10/18
2年生
国語の授業「ビーバーの大工事」では、ビーバーの驚くべき能力について学び、そのひみつを探る「動物カード」を作成しました。
子どもたちは、教科書の内容を深く読み込み、ビーバーの「なぜ?」を追究し、文や絵で表現豊かなカードを完成させました。
探求心を刺激した4つの「なぜ?」
今回、子どもたちが特に注目し、カードにまとめたのは、ビーバーの「大工事」を可能にする4つのひみつです。
木を切り倒せるのはどうして?
鋭い歯で木をかじり倒すビーバー。カードには「前歯がいつも伸び続けているから、どれだけ使っても大丈夫!」というひみつが、木をかじるビーバーの絵と一緒に描かれました。
泳ぎが上手いのはどうして?
切り倒した木を運んだり、敵から逃げたりするために欠かせない泳ぎの能力。子どもたちは「水かきのついた足」や「オールのような平たいしっぽ」といった体の特徴を絵と文で分かりやすくまとめました。
川の水をせき止める立派なダムを作ることができるのはどうして?
ビーバーの代名詞とも言えるダム作り。カードには「木や泥を組み合わせて、水をせき止める工夫をしていること」が書き込まれ、ダムの構造を図解する子もいました。「すごい!」という感嘆の声もあがりました。
敵に襲われない安全な巣ができるのはどうして?
ダムで作った池の真ん中や、岸辺から水中に伸びたトンネルの先に巣を作るビーバーの知恵に注目。「入り口が水の中にあって、敵が簡単に入れないようになっている!」という発見が、絵付きでしっかりと記録されていました。
授業を通して深まった学び
子どもたちは、ビーバーの体や行動が、すべて安全に暮らすための「大工事」につながっていることを、カード作りを通して実感しました。「説明文はむずかしい」と感じていた子も、ビーバーのひみつを知るうちに夢中になり、「もっと他の動物のひみつも知りたい!」と、新たな探求心に火がついた様子でした。
完成した「動物カード」は、他の学年の子どもたちにもビーバーの「大工事」のひみつを伝える貴重な資料となりそうです。
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