1月29日 児童集会
- 公開日
- 2026/01/30
- 更新日
- 2026/01/30
学校の様子
校長より児童集会で『スマホ・タブレットに使われるな!スマホ・タブレットを使いこなす人になろう』というテーマで子どもたちに話をしました。
(内容は東北大学応用認知神経科学センター助教 医学博士 榊浩平先生の講演より)
今日は、みなさんの頭の中にある「脳(のう)」について、とても大切なお話をします。
「スマホやタブレットとどう付き合えばいいのか」という話を聞いてきました。
1. 「夢の扉」を開ける鍵は、おでこの裏にある!
まず、みんなのおでこの裏側あたりに、「前頭前野(ぜんとうぜんや)」という場所があります。 ここは、ただ計算したり覚えたりするだけの場所ではありません。
「悲しいけれど、今は我慢しよう」と気持ちをコントロールしたり、
「将来こうなりたいから、今はこれを頑張ろう!」と目標を立てたりする、 いわば「夢の扉を開けるための脳」であり、「脳の司令塔(キャプテン)」です。
この「夢をかなえる脳」は、みんなのような子どもの時期に一番成長します。 では、どうすればこの脳は育つのでしょうか? 答えは簡単です。「たくさん使うこと」です。
脳を鍛える最強のトレーニングは2つあります。
「簡単な計算を、速く正確にすること」
「音読(声を詳しく出して読むこと)」
計算ドリルや音読の宿題は、ただの作業じゃありません。実は、脳みそにとっては、筋トレをしてムキムキにしているのと同じなんです。これが、将来の夢に近づく一歩になります。
2. スマホやゲームをしている時、脳はどうなっている?
さて、ここからが怖い話です。 みんなが大好きなゲームをしている時や、YouTubeなどの動画をボーっと見ている時、この大切な「夢をかなえる脳」はどうなっていると思いますか?
実は……ほとんど働いておらず、眠っているのと同じ状態になってしまうんです。
榊先生の研究では、ゲームやスマホを長時間使えば使うほど、この大切な脳の場所が育たなくなり、学力(勉強の力)も下がってしまうことがわかっています。
「勉強しながらスマホを見る」という人はいませんか? 実は、「スマホを気にして勉強する3時間」は、「集中して勉強した30分」と同じくらいの効果しかないそうです。 3時間頑張っても、30分分の力しかつかないなんて、もったいないですよね。これを「コスパが悪い」と言います。
スマホやゲームは、みんなが「やめられない」ように作られています。「次のおすすめ動画」が勝手に出てきたり、ゲームで課金させたがったりするのは、みんなの時間を奪うための仕掛けです。
3. 「スマホやタブレット」に使われるな!使いこなす人になろう
じゃあ、スマホやゲームを全部捨てなきゃいけないの? というと、そうではありません。 大切なのは、「スマホに使われる人間」にならず、「スマホを使いこなす人間」になることです。
そのために、今日からできる「3つの作戦」を提案します。
① 勉強する時は、電源オフ! 勉強中、スマホがそばにあるだけで脳はサボろうとします。勉強の時は、別の部屋に置くか、電源を切りましょう。
② わからない言葉は、まず辞書で調べる! スマホですぐ検索すると、脳は「覚えなくていいや」とサボってしまいます。紙の辞書を使う手間が、脳を賢くします。
③ 「家族スマホルール」を作ろう! これについては、お家に帰ってからお家の人と話し合ってみてください。 「1日1時間まで」と決めるのも良いですが、もっと大切なのは「みんなで決めること」です。 「ご飯の時はテレビもスマホも消そう」「寝室には持ち込まない」など、子どもだけじゃなく、大人も守るルールを、家族みんなで会議して決めてみてください。
その後、保健委員会と掲示委員会と5年生からの発表がありました。
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