学校日記

第2回校内研究全体会を開催!NHK教材で挑む「子どもの主体性を引き出す授業づくり」

公開日
2026/07/23
更新日
2026/07/24

研修

本日、本校の体育館にて「第2回校内研究全体会」を開催しました。

本校の教職員に加え、磯島小学校・渚西中学校からも多くの先生方が参加しました。

講師に札幌国際大学 安井先生をお迎えし、1学期の授業実践の講評や生成AI(Gemini)を活用した最新の教育手法について、熱心な研修と協議が行われました。


(前半の部)
放送教育やICT活用、そして生成AIなどの最新技術をどのように授業に取り入れ、子どもたちの「知りたい」「やってみたい」という意欲を引き出すかについて、深く学び合いました。


研修の主なポイントは以下の通りです。
1. 子どもたちの「問題発見力」を育む授業づくり*
これからの社会では、与えられた答えを覚えるだけでなく、自ら課題を見つけ、解決策を考える力が求められます。今回の研修では、ニュースや映像教材をきっかけに、「なぜこの状況が起きているのか?」と子どもたちが問いを立て、対話を通じて学びを深める授業のあり方について検討しました。

2. 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の融合
子ども一人ひとりの興味・関心に合わせた「個別最適な学び」と、友だちと知恵を出し合う「協働的な学び」を両立させる授業モデルについて議論しました。NHK for Schoolなどの映像教材を効果的に活用し、子どもたちが主体的に学びに向かう環境づくりを目指します。

3. 生成AI等のICT活用について
生成AIなどの新しい技術を、子どもたちの学習を支援するツールとしてどのように安全かつ効果的に活用できるか、教員自身が実際に教材作成を体験しながら学びました。あくまで「子どもたちの主体的な学び」を支える手段として、適切に活用していく方針を確認しました。

4. 「正解」を急がない学びの場へ
研修の中で安井先生より、「美しく整った授業よりも、子どもたちの『知りたい』という声が溢れ、試行錯誤する授業こそが大切である」というお話をいただきました。私たち教職員も、子どもたちが失敗を恐れず、自分の考えを自由に表現できる「心理的安全性の高い教室」づくりに努めてまいります。

(後半の部)
1. ICTを活用した新しい授業スタイルの検討
動画教材を視聴する際、ただ見るだけでなく、子どもたちが「ここについて話したい」「もっと知りたい」と感じた瞬間を大切にする授業設計について話し合いました。一斉に視聴するだけでなく、グループで特定のシーンを振り返り、対話を通じて学びを深める「共同学習」の形を積極的に取り入れてまいります。

2. 子どもの主体性を引き出す工夫
子どもたちが自ら考え、選択できる場面を増やす取り組みを進めています。
・クイズ形式の選択: 学習内容に合わせて、子ども自身がクイズの形式(○×、三択など)を選べるようにし、意欲を高めます。
・グループ編成の柔軟化: 固定された班ではなく、子どもたち自身が話し合ってグループを調整する経験を通じ、折り合いをつける力や社会性を育みます。
・複線型授業の導入: 調べ学習において、子どもたちが自分の興味に合わせて「動画を見る」「ネットで調べる」「資料を見る」といった方法を自分で選択し、計画を立てる学習スタイルを導入します。

3. 生活と結びついた学びの推進
算数や社会科などの学習において、教科書の内容をただなぞるのではなく、実際の生活場面(買い物や地域の課題など)と結びつけることで、「なぜ学ぶのか」という目的意識を持てるよう工夫しています。例えば、概数の学習では、遠足のおやつ購入を想定したシミュレーションを行うなど、実生活で役立つ力を養う授業を目指します。

4. 教師の指導体制の強化
子どもたちが「問い」を持ち、自ら解決策を探求できるよう、教師側も指導の引き出しを増やし、子ども一人ひとりの関心に寄り添った支援ができるよう努めてまいります。

全体会の締めくくりとして、磯島小学校 鈴木校長からは「NHKコンテンツはあくまで手段。きれいに整った授業を目指すよりも、子どもたちの『知りたい』『やりたい』が混沌(わや)の中から湧き出てくるような、挑戦的な授業をつくっていきましょう」との方針が示されました

今後も、子どもたちが目を輝かせて学びに向かえるよう、教職員一同、授業改善に励んでまいります。
引き続き、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。