学校日記

4月11日 小小連携 連携が育む大きな学び:磯島小学校 校内研修で特別活動における「話し合い活動」を深める

公開日
2025/04/12
更新日
2025/04/12

保幼小中連携

磯島小学校では教員の資質向上を目指した校内研修が実施されました。今回のテーマは、子どもたちの主体的な学びを育む上で重要な「特別活動における話し合い活動」。この研修には、本校の特別活動を担当する教員とともに参加してきました。

神戸松蔭大学教育学部の秋山麗子教授が講師として招かれ、貴重な助言をいただきました。

研修は、まず秋山教授による講義から始まりました。教授は、話し合い活動が子どもたちのコミュニケーション能力、協調性、問題解決能力を育む上でいかに重要であるかを丁寧に解説。さらに、具体的な事例を交えながら学級会での場面における効果的な話し合いの進め方について、実践的な視点から示唆を与えてくださいました。

講義の中では、活発な話し合いを生み出すための環境づくりや、意見を引き出すための問いかけの工夫、多様な意見を整理し共有するための視覚的なツールの活用など、具体的な手法が紹介されました。参加した先生方は、熱心にメモを取りながら、秋山教授の話に耳を傾けていました。

秋山教授は先生方のアイデアに耳を傾け、専門的な立場から的確なアドバイスを送られました。時には、より深い学びにつながるような問いかけを投げかけ、先生方の思考をさらに深める場面も見られました。

研修の最後に、秋山教授は「学校は人(教員・子ども)が成長する場所」という言葉を述べられました。この言葉は、日々の教育活動を通して子どもたちの成長を支える教員自身の学びもまた重要であることを改めて認識させてくれる、力強いメッセージとして参加者の心に深く刻まれたようでした。

今回の校内研修は、特別活動における話し合い活動の重要性を再認識し、具体的な実践方法を学ぶ貴重な機会となりました。磯島小学校と連携し、この学びを活かし、子どもたちが主体的に考え、共に学び合う力を育むための教育活動を、より一層推進してまいります。

連携から生まれた学びが、子どもたちの大きな成長へと繋がっていくことを期待せずにはいられません。