学校日記

ドキドキ!支援コーディネーターの先生と学ぶ「大切なからだ」

公開日
2025/04/28
更新日
2025/04/28

2年生

教室に、今日はいつもと違う優しい雰囲気が漂っています。

2年生の生活科の授業に、学校の支援コーディネーターの先生が来て、特別授業をしてくれる日です。テーマは、みんなが大きくなるためにとっても大切な「からだ」のこと。子どもたちは、ちょっぴり緊張しながらも、ワクワクした表情で先生の話に耳を傾けていました。

絵やイラストで「自分のからだ」を知ろう

支援コーディネーターの先生は、大きな絵や分かりやすいイラストをたくさん用意してきてくれました。男の子と女の子の体のつくり、大きくなるための食事、ぐっすり眠ることの大切さなど、2年生にも分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれます。

「みんなの体は、お父さんやお母さんからプレゼントされた、たった一つの大切なものだよ」という先生の言葉に、子どもたちは真剣な表情でうなずいていました。自分の体の絵を描く時間には、指先まで丁寧に描こうとする子や、「ぼくの目は、お母さんと同じ色なんだ!」と嬉しそうに話す子もいました。

「プライベートゾーン」ってどこ?

授業の中では、少しドキドキするけれど、とっても大切な「プライベートゾーン」についてのお話もありました。水着で隠れる部分が、誰にも勝手に見られたり、触られたりしてはいけない大切な場所であることを、先生は優しく、でもしっかりと伝えます。

「もし、嫌なことをされたら、大人の人にすぐに教えてね。先生やおうちの人、信頼できる人に話すことが大切だよ」という先生の言葉に、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。ロールプレイングを取り入れながら、もしもの時の対応について考える時間もありました。

「命」のつながりを感じる

赤ちゃんがお腹の中で大きくなる様子の絵本を読んでもらう時間もありました。お父さんとお母さんの愛情を受けて、少しずつ大きくなっていく赤ちゃんの姿に、子どもたちは目をキラキラさせていました。「ぼくも、こんな風に大きくなったんだね」と、自分の成長を振り返る子もいました。

支援コーディネーターの先生は、「みんなは、たくさんの愛情を受けて、今ここにいるんだよ。自分の命も、友達の命も、みんな同じように大切なんだ」と、温かい言葉で語りかけました。

質問タイムで「もっと知りたい!」

授業の終わりには、子どもたちからの質問タイムがありました。「どうして男の子と女の子の体は違うの?」「赤ちゃんはどうやってお腹の中で大きくなるの?」など、たくさんの質問が飛び交いました。先生は、一つひとつの質問に丁寧に、分かりやすく答えてくれました。

安心して学べる環境

支援コーディネーターの先生が来てくれることで、子どもたちはいつもとは違う雰囲気の中で、リラックスして「からだ」について学ぶことができたようです。難しいテーマもありましたが、先生の優しい語りかけと、分かりやすい説明で、子どもたちは安心して授業に参加していました。

今回の授業を通して、子どもたちは自分の体を大切にすること、困った時には大人に頼ることの大切さを改めて学ぶことができました。これからも、子どもたちが安心して成長していけるように、学校全体でサポートしていきたいと思います。