言葉の宝箱を開ける! 尊敬語・謙譲語・丁寧語を学ぶ教室
- 公開日
- 2025/04/28
- 更新日
- 2025/04/28
5年生
国語の授業では、言葉の新しい扉が開かれました。今回のテーマは、相手への敬意を表す大切な表現、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」です。
子どもたちは、先生が示す様々な場面設定に興味津々。「校長先生に手紙を書く時」「お客様に道案内をする時」「友達のお母さんに話しかける時」…それぞれの状況で、どんな言葉を使えば気持ちよく伝えられるのか、真剣に考えます。
「先生、尊敬語と謙譲語って、どう違うんですか?」
一人の男の子が、手を挙げて質問しました。先生は笑顔で答えます。「いい質問だね。尊敬語は、相手を高く見て、敬う気持ちを表す言葉。『いらっしゃる』や『おっしゃる』などがそうだね。謙譲語は、自分がへりくだることで、相手への敬意を示す言葉。『伺う』や『申し上げる』がそうだよ。」
子どもたちは、例文を読み上げたり、ロールプレイングに挑戦したりしながら、それぞれの言葉遣いのニュアンスを体で覚えていきます。「〇〇先生は、明日いらっしゃいます。」「お手紙を拝見しました。」普段何気なく使っている言葉にも、相手への思いやりが込められていることに気づき、驚きの声を上げる子もいました。
授業を終えた子どもたちの表情は、どこか誇らしげです。今日学んだ言葉は、これから様々な場面で、相手とのより良いコミュニケーションを築くための大切な鍵となるでしょう。言葉の宝箱を開けた5年生の、さらなる成長が楽しみです。