学校日記

台風から地域を守る! 危険と対策を考えよう

公開日
2025/07/08
更新日
2025/07/08

5年生

理科の授業で、みんなが住む地域を台風の被害から守るための学習をしました。

台風が近づくと、なぜ危険なのか、そして、もし台風が来たら自分たちの住む場所はどうなってしまうのか、地域のハザードマップを見ながら、真剣に考えました。

台風のしくみと危険性

授業ではまず、台風がどのようにして発生し、なぜ強い風や大雨をもたらすのかを学びました。台風は暖かい海の上で発生し、そのエネルギーを吸い上げてどんどん大きくなります。そして、日本に近づくと、時には家を壊したり、木をなぎ倒したりするほどの強い風が吹いたり、川が氾濫するほどの大雨が降ったりします。

ハザードマップで危険を知る

次に、自分たちの住む地域のハザードマップを広げて、どこが危険な場所なのかを確認しました。ハザードマップには、洪水が起こりやすい場所や土砂崩れの危険がある場所が色分けされて示されています。学校の近くにも、川が流れていたり、少し高い場所があったりして、台風の時にどんな危険があるのかを具体的に知ることができました。

例えば、学校のすぐそばを流れる淀川は、大雨が降ると水かさが増し、場合によっては氾濫(はんらん)する可能性があることが分かりました。

もしもの時にどうする?

ハザードマップを見て、みんなは「もし台風が来たら、この道は水浸しになるかもしれない」「あそこは土砂崩れになるかもしれない」と、真剣な表情で話し合っていました。そして、「避難するなら、どこの道を通れば安全か」「どこに避難すればいいのか」といったことも考えました。

この授業を通して、台風は怖いものだけど、事前に危険な場所を知り、どう行動すれば安全なのかを考えておくことがとても大切だと学びました。

今回の学習をきっかけに、ご家族でハザードマップを見ながら、もしもの時の行動について話し合ってみるのもいいかもしれませんね。