学校日記

枚方市との協働で深まる環境学習!ジッパーバッグで作る「クリアコンポスト」で微生物の世界を探求

公開日
2025/06/25
更新日
2025/06/25

4年生

4年生を対象に、本日、枚方市環境部循環型社会推進課の皆様を講師にお迎えし、PBL型の環境学習授業が実施されました。

身近な「ジッパーバッグ」を用いた「クリアコンポスト」作りを通して、子どもたちは微生物の働きや、野菜くずを有効活用することの重要性について深く学びました。

準備万端!クリアコンポストの材料たち

授業に先立ち、子どもたちは「クリアコンポスト」作りの準備物を確認しました。メインとなるのは、透明なジッパーバッグ。そして、コンポストの土台となる「バーク堆肥」と、微生物の餌となる「野菜くず」、さらに発酵を促進する「米ぬか」が用意されました。

微生物を知ろう!野菜くずが生まれ変わる不思議

授業はまず、私たちの生活に欠かせない「微生物」についての導入から始まりました。普段目には見えない小さな生き物たちが、自然界の分解者として重要な役割を担っていることを分かりやすい説明で学びました。特に、野菜くずが土の中でどのように分解され、豊かな堆肥へと変化していくのか、その過程における微生物の働きについて、子どもたちは興味津々の様子でした。

みんなで作ろう!オリジナルクリアコンポスト

いよいよ「クリアコンポスト」作りの時間です。枚方市環境部循環型社会推進課の皆様から、ジッパーバッグの中にバーク堆肥、野菜くず、米ぬかを適切な割合で入れていく方法を丁寧に教えていただきました。子どもたちは、野菜くずをジッパーバッグに入れ、微生物が活動しやすいように優しく混ぜ合わせました。透明なジッパーバッグなので、今後、コンポストの中で野菜くずがどのように変化していくのか、観察が楽しみな様子でした。

枚方市環境部との連携で広がる学び

今回の授業は、枚方市環境部循環型社会推進課の皆様のご協力なしには実現できませんでした。専門的な知識と経験に基づいた分かりやすい解説に加え、子どもたちの質問にも丁寧に答えていただき、学びを深める貴重な機会となりました。

今後の展望

今回作成した「クリアコンポスト」は、今後教室で継続的に観察され、野菜くずが堆肥に変わる様子を目の当たりにすることで、子どもたちは環境保全の大切さや循環型社会の仕組みをより実践的に学ぶことができます。

今回のPBL授業を通して、子どもたちの環境に対する意識がさらに高まることが期待されます。枚方市と学校が連携することで、今後もこのような実践的な環境学習が継続されていくことを願っています。