学校日記

「実行機能と意識下機能」の観点から考える構造化と自立活動とは? ~子どもの「わかる」「できる」を支えるために!!~

公開日
2026/07/03
更新日
2026/07/03

支援教育課

通級指導教室は、学校生活の中で「困りごと」や「つまずき」を感じる子どもたち一人ひとりに寄り添い、その子に合わせたきめ細やかな指導を行う大切な役割を担っています。子どもたちが自分らしく、充実した学校生活を送れるよう、先生方が日々研鑽に努めています。

この度、一部の通級指導教室の先生方を対象に、専門性の向上をめざした研修を実施しました。今回の研修では、大阪府立守口支援学校のリーディングスタッフの先生方を講師としてお招きし、「実行機能」と「意識下機能」という脳の働きの観点から子どもたちへの具体的な支援のあり方について学びを深めました。

研修の大きな柱となったのは、発達に課題のある子どもたちの脳の特性を理解することです。 姿勢を保つ、不必要な刺激を遮断するといった「意識下機能」や、行動をコントロールする「実行機能」には個人差があります。これらの機能を無理に「鍛える」のではなく、まずは構造化などによって「整える(負担をかけない)」ことが、安定した学習や生活の土台となることをお話いただきました。

本研修では明日からの指導にすぐに活かせる具体的な支援のヒントを得られる貴重な機会となりました。研修の締めくくりとして、子どもたちが自分の得意・不得意を知る「自己理解」を深め自分なりに工夫したり周囲にサポートを求めたりできる「問題解決力」を育むことの大切さが伝えられました。「課題」を埋める努力をさせすぎるのではなく、特性を活かし、合理的配慮によって不得意な部分をカバーしながら、子どもたちの自尊感情を育てていくことの大切さを教えていただきました。

通級指導教室の利用をご希望される場合は、まずは学校の担任の先生にご相談ください。教育委員会は、これからも一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援を推進し、すべての子どもたちが「ともに学び、ともに育つ」ことができる教育の実現に取り組んでまいります。

【通級指導教室の詳細はこちらから】
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000051096.html