オンラインmini講座「ポジティブ・メンタルヘルスにつながる職場環境改善」
- 公開日
- 2023/07/13
- 更新日
- 2023/07/13
教職員課
7月12日(水)、笑顔の学校プロジェクトの一環として、オンラインのミニ講座を実施しました。本市の教職員のメンタルヘルス相談窓口を担当されている町田臨床心理士をゲストに迎え、なぜ学校の職場環境改善が必要なのか、参加者全員で考えました。
教職員のメンタルヘルスケアは以下の点からみて、喫緊の課題と捉えています。
■社会全体の変化に加え、職業の特殊性からも、国全体としてメンタル疾患者数が増加していること。
■学校施設は子どもたちのことを最優先に考えられたものであるが、働く職員の職場環境という視点が欠けがちであること。
どうメンタル不調を防ぐか、不調者の発生にどう対応するかという従来型のメンタルヘルスの考え方ではなく、働く人々の心身の健康度を高め、生産性の向上につなげることをめざす、ポジティブ・メンタルヘルスの考え方を基に、町田先生から、根拠に基づいた専門的な視点での助言をいただきました。
■集中力や生産性を上げる癒しの空間づくり(花や観葉植物等)
■職員同士をつなぐコミュニケーションが自然発生するしかけ(プライベートスペース、休憩室の充実)
■認知的負荷を取り除く工夫(クリーンデスク、使いやすさ、業務効率を上げる工夫) など…
今回、「笑顔の学校プロジェクト」参加校21校の管理職や推進リーダーだけでなく、希望する学校からも管理職や教職員が参加し、参加者は70名を越えました!
子どもたちの笑顔のために、教職員の労働安全衛生活動の充実に対する意識の高まりを改めて感じています。
「教職員が笑顔な学校は子どもたちも笑顔な学校」・・・これからも取組を進めてまいります!