教職員のメンタルヘルス充実の取組強化について(vol.2)
- 公開日
- 2023/09/08
- 更新日
- 2023/09/08
教職員課
(vol.1からの一部再掲)
これまでの働き方改革の取組において、労働安全衛生の視点を大切にし、ストレスチェックの分析結果から組織の強みや弱みを知り、対策を考えること、職場環境改善を進めること、心理的安全性・同僚性を大切にした組織づくりを進めることに注目し好事例を発信してきました。
今年度からスタートした「笑顔の学校プロジェクト」においては、各校における業務改善の推進とともに、枚方市立学校の教育を担う教職員が健康でやりがいを持って勤務する職場環境づくりを大切にしています。
これからの取組に向けて、専門家の助言をいただくため、8月に北里大学医学部精神科学医師 大石智先生と会議を行いました。
大石先生からは、
●枚方市教委が業務改善推進校(現:笑顔の学校プロジェクト)と築いてきた関係性があるからこそ、労働安全衛生の観点を盛り込むことへの受け入れが自然であり、スムーズな動きができることを期待する。
●メンタルヘルスにおいては、セルフケアがとても大切になる。基本的なことだが、良い睡眠のとり方や生活習慣の見直し等、セルフケアを具体的に示していくことも考えるとよい。
●ラインケアとしては、所属職員の小さな変化に気づき、なるべく早く、まずはメンタルヘルス相談窓口につなぐことで、休職等に至らずに勤務しつづけられることもある。小さな変化への気づきを大切にしたい。
●全国的にも、教職員の労働安全衛生活動の充実については課題があるため、その取組に動きだしたことはすばらしい。ぜひ協力したい。
など、今後の取組についてさらに明確になった時間でした。
大石先生には、9月11日(月)実施予定の教頭対象研修講師として、本市にお越しいただきます。
生き生き職場づくりに向けての研究を進めます!