教育長 園訪問
- 公開日
- 2024/01/18
- 更新日
- 2024/01/18
お知らせ
尾川教育長が枚方市立田口山幼稚園を訪問しました。
園を訪問すると中学校理科教諭で元校長の篠原先生が「かがく遊び」をされていました。静電気を利用した実験で「わー、くっついた!」など園児にとって不思議な経験です。このような「どうして」「なぜ」は探究心を育む貴重な体験です。また、別のクラスではコマ回しをしていました。コマにヒモを上手に巻き付けるのも子どもにとっては難しい作業ですが次第に慣れて上手に回せるようになっていきます。回せるようになると次はコマに色を塗ったり絵を描いたりします。このコマを回すと塗った色や絵がどうなるかを観察するそうです。
その後、園長室で植田園長から園児の様子や園の取組などさらに詳しい説明を受けました。1月の日曜日には、日本で昔から親しまれている「双六、カルタ、福笑い、あやとり、お手玉、コマ回し、羽つき、凧揚げ」などの伝承遊びを保護者と一緒にする機会を設けているそうです。あやとりやお手玉などの手先を使う遊び、双六やカルタからはルールや順番を守ることや勝ったり負けたりする経験、福笑いでは協力する楽しさ、凧揚げはどうすれば高く上がるのか試行錯誤からの発見など数多くの学びあるそうです。園では、遊びを通しての気付きや学びに対して工夫していることに関心しました。
また、公立小中学校との交流も盛んに行われています。すぐ隣りの田口山小学校に伺って給食体験や栄養教諭作成の映像を見せてもらったり、長尾西中学校からはサッカー部・美術部・吹奏楽部などの生徒が来園し、一緒に体を動かしたり、合奏をしたり、塗り絵・絵本の読み聞かせをしてくれたそうです。お兄さんやお姉さんとの様々な体験は、園児にとって大きな安心感や学びになっているそうです。
また、田口山幼稚園には枚方市立幼稚園で唯一17台駐車可能の駐車場を備えており、枚方市全域から登園が可能となっています。詳しくは田口山幼稚園(072-856-3844)までお問い合わせください。