令和6年度教育委員会視察研修 その2
- 公開日
- 2024/11/16
- 更新日
- 2024/11/16
教育長・副教育長・部長 あいさつ
2日目は、加賀市にある金明小学校を訪問し、研究授業や施設の視察をさせて頂きました。
当日は、本市に加えて、和歌山県田辺市や佐賀県等からの視察もありました。
金明小学校では、探究学習・自由進度学習の授業や支援学級の授業を参観しました。
加賀市の島谷教育長も視察に来られており、子どもたちの視線にまで腰をおろして学習活動の様子を参観されていました。
お昼は給食の試食をさせていただきながら、他府県の指導主事とも交流させていただきました。
その後、午後からは加賀市教育委員会に移動し、伴走支援する市教委の取組についてもお話を伺うことができました。
細かな戦略・戦術はないというお話でしたが、それは計画を先行させるのではなく、子どもたちの様子に合わせた学習活動をサポートするという姿勢であることがわかりました。
加賀市では「BE THE PLAYER 」で、「自分で考え 動く 生み出す そして社会を変える」子どもたちの育成を掲げています。
本市では、本年度から本格的にPBL(課題解決型学習)に取り組んでいます。
その背景にあるものは、変化の激しいVUCAの時代だからこそ、自分で考え、判断し、行動できる「生き抜く力」の育成を目指しています。
生き抜くとは、単純に「競争」することではありません。
学校は社会の縮図であり、子どもたちが社会に出たときに「協奏(協働)」しながら「共創(共生)」することができるインクルーシブな社会をめざしているのです。