６月２日（月）、令和７年度　1年目小中学校講師研修（３）・市費任期付講師研修（４）を開催しました。

　　すべての児童・生徒が「ともに学び、ともに育つ」教育を充実させるために、インクルーシブ教育システムの理念や合理的配慮についての理解を深めることで、自らの教育実践の特徴や考えの枠組みについて、学びを深めていただけるよう、研修を企画・開催しました。

支援教育課の指導主事から「枚方の支援教育について」と題して、講義を行ったのち、殿山第一小学校　三木立志　指導教諭から「インクルーシブ教育の視点から学ぶ支援」と題して、講義・演習を行っていただきました。

事例をもとにした具体的な実践の発表を聞く中で、受講者の先生方は自身のクラスや授業での実践について学びを深めたり、支援の流れについて新たな気づきを得たりすることができた研修となりました。

参加された先生方からは、「学び方は人それぞれであり、児童一人一人にあった教育方法があることに改めて気づきました。」「いろいろな子ども達がいる中で、一人一人にあった指導をしていきたいと思い、事例を踏まえて様々な指導方法を知ることができました。」「インクルーシブ教育と聞いて、これまでは学級の中で困っている子に合わせた授業や学校生活を整えることだと認識していました。今回の研修では、それに加えてサポートし続けることこそがインクルーシブであるという気づきを得ることができました。」などと振り返りがありました。

子どもの学びと教師の学びは相似形。

これからも、教職員が主体的に学ぶことができるよう、研修を充実させていきます。