令和7年度 授業力向上研修【小中学校保健・体育 (1)】
- 公開日
- 2025/06/05
- 更新日
- 2025/06/05
教育研修課
5月29日(木)
大阪体育大学の小林 博隆 准教授を講師に招聘し、研修を行いました。
テーマは、「一人一人の子どもが輝く授業へ ~教える、教えないポイントを考える~」です。
小林准教授からは、
「教えるポイントと教えないポイントを考える際に、はっきり分けることはできないが、なぜ教えるのか、なぜ教えないのかの答えが先生たちの中で持てているのかが大切。その答えが出てきたら、そちらを実践していけばいい。」「教師も学習者の子どもの立場になって考えてみること。言葉かけの種類や子どもへの気づかせ方も変わってくる。」「ポイントは子どもに言わせたり、気づかせたりすることが大切。今は、iPadがあるので、見るポイントが分かれば、タブレットで撮影して自分で確認することもできる。」など、多岐にわたってご指導いただきました。
受講者からは、
参加された先生方からは、「子ども達に委ねる場面と、教師が教える場面の線引きを自分の中で持つことができました。」「教師主体で進めるところや、児童主体で進めるところのバランスを単元計画の中で考えておくことが大切で、そのために単元の目標、本時の目標を明確にしていきたいと思いました。」「子ども達一人一人が輝くためにはどのような指導法があるのか悩んでいた部分もあったので、今回の研修を受けて具体的な方法を知れてよかったです。」などの振り返りがありました。
子どもの学びと教師の学びは相似形。
これからも、教職員が主体的に学ぶことができるよう、研修を充実させていきます。