田口山小学校では、『主体的に取り組む児童の育成』～目標を達成するためにシンキングツールを活用し、学びを深める授業づくり～をテーマに、校内研究を進めています。４日には６年生の総合的な学習の時間の校内研修会が行われました。

この日は、自分が考えた「いのち輝く未来社会のデザイン」を発表し合い、自分の発表を再構築する、という内容でした。６年生は大阪・関西万博へ校外学習で行っており、実際に万博で見たり聞いたりしたことと、未来社会のあり方について５つのPをもとに考えたことをもとに、今回の発表内容を今まで創り上げてきました。

子どもたちの様子で一番驚いたのが、そのプレゼン力！

考えた「いのち輝く未来社会のデザイン」について、自分の言葉でピラミッドチャートを指し示しつつ、グラフや図などもタブレットで適時示しながら発表を行っていました。自分の考えを様々な資料を駆使しながら説明する子どもたちの迫力に、圧倒されました。発表後には子ども達同士で発表内容がさらに良くなるようアドバイスを送り合い、次の発表に向けてまた考えをブラッシュアップさせていました。

　授業後は香里ヌヴェール学院中学・高等学校校長の池田靖章氏から、今日の授業と探究学習についてご講演いただきました。探究学習を深めるための発問やふりかえりの工夫について先生方が協議も行われ、これからの探究的な学習を進めていく上でたくさんのヒントが得られた時間となりました。

　この日は田口山小学校の先生方だけでなく、川越小学校と西長尾小学校からも先生が参加されていました。

　探究的な学習の研究、枚方市でどんどん進んでいます！