学校日記

9月9日 昆虫標本で見る命の多様性

公開日
2025/09/12
更新日
2025/09/12

3年生

理科の授業では、昆虫について学習しました。今日の授業の目玉は、先生が用意してくださった昆虫標本です。教室にさまざまな昆虫の標本に、子どもたちは目を輝かせて?いました。

標本から発見!昆虫の体のつくり

まず、先生は標本を指さしながら、昆虫の体のつくりを説明してくれました。「昆虫の体は、頭・胸・腹の3つの部分に分かれているんだよ。そして、胸には6本の脚と、ほとんどの昆虫にある2対(4枚)の羽がついているんだ」と教えてもらうと、子どもたちは標本をじっくり観察し、それぞれの部分を見つけようと熱心に取り組んでいました。

普段、図鑑や映像でしか見ることのできない昆虫の細部を、実際に触れるかのように間近で観察できる貴重な体験となりました。チョウの羽の美しい模様など、標本ならではの発見がたくさんありました。

昆虫の不思議な世界

さらに、先生は昆虫の脚の形口の形にも注目するように促しました。トンボの細長い体など、昆虫がそれぞれの環境で生きるための工夫が、体のつくりに表れていることを学びました。

子どもたちからは、「どうしてこんなに脚がたくさんあるの?」や「この虫は、何を食べるの?」といったたくさんの質問が飛び交い、先生は一つひとつ丁寧に答えてくれました。標本を通して、昆虫の多様な生態や、不思議な世界に触れることができ、子どもたちの好奇心はますます高まったようです。

今回の授業を通して、子どもたちは昆虫の体のつくりを学ぶだけでなく、命の多様性や、自然の中で生きるものの工夫について深く考えるきっかけになったことでしょう。