9月10日 みんなの心が響き合う詩の発表会
- 公開日
- 2025/09/12
- 更新日
- 2025/09/12
1年生
本日、国語の授業で詩の音読発表会が行われました。
今回取り組んだのは、鶴見正夫さんの『あるけ あるけ』と山中利子さんの『き』です。
工夫いっぱいの発表
一人でじっくりと詩の世界を表現する子、そしてグループで役割分担をしながら、まるで一つの劇のように詩を朗読する子など、どの発表も工夫が凝らされていました。
『あるけ あるけ』では、詩のリズムに合わせて足踏みをしたり、歩く様子を全身で表現したりと、動きを取り入れた発表が目立ちました。言葉だけでなく、体全体で詩の世界観を伝えようとする姿は、見ている側にもその情景が鮮やかに伝わってきました。
また、『き』の発表では、木がゆっくりと成長していく様子を、声の抑揚や速さで巧みに表現していました。グループでの発表では、それぞれの朗読が重なり合い、森の中にいるような、深みのある響きを作り出していました。
相手に伝えることの楽しさ
音読は、ただ文字を読むだけでなく、作者の想いや詩の世界観を声に乗せて、聞いている人に伝える大切な表現方法です。今回の発表会では、みんなが真剣に詩と向き合い、それぞれの個性や工夫を凝らした発表をすることで、詩の新たな魅力が引き出されていました。
発表会を終えて、クラスのみんなは「楽しかった」「もっと他の詩も読んでみたい」といった感想を話していました。
今回の経験を通して、みんなの心の中に、詩の楽しさや奥深さがきっと根付いたことでしょう。
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