9月11日算数授業、思考を巡らせるリレー順
- 公開日
- 2025/09/13
- 更新日
- 2025/09/13
6年生
算数の授業では、「順序よく整理して調べよう」という単元のもと、思考力を試される楽しい活動が行われました。テーマは、4人組のリレーの走順を考えるというもの。
グループ対抗で、子どもたちは「4人が走る順番は何通りあるか?」という課題に真剣に取り組みました。
グループワークで広がる思考
各グループでは、4人の走者を「あ、い、う、え」と名付けて、ノートに走順のパターンを書き出したり、グループ内で意見を交わしたりと、活発に話し合いが行われました。最初の一人が誰になるかで4通りの選択肢が生まれ、その次には残り3人の中から選ぶ、というように、子どもたちは順序立てて場合の数を整理する方法を学んでいきました。初めは「こんなにあるの?」と驚きの声も上がりましたが、次第に法則性を見つけ出し、答えにたどり着くグループも現れました。
先生の温かい「答え合わせ」
授業のクライマックスは、答え合わせの時間でした。先生は、黒板に走順の組み合わせを一つひとつ丁寧に書き出しながら、「あ・い・う・え」「あ・い・え・う」と読み上げていきます。その際、子どもたちは考えた答えと照らし合わせながら、読み上げてく可愛らしい一面も見られました。
答え合わせをしている間、子どもたちからは自然と笑みがこぼれ、教室は温かい空気に包まれました。難しく考えがちな「場合の数」という単元も、先生の工夫と子どもたちの熱心な取り組みによって、楽しく、そして深く学びのある時間となったようです。答えが合っていた子も、そうでなかった子も、皆が達成感と満足感を得て、次の学びへと意欲を燃やしていました。
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