社会科「全国統一への動き」~長篠の戦い🔥を追体験!火縄銃と騎馬隊の「強み」を分析~
- 公開日
- 2025/09/25
- 更新日
- 2025/09/25
6年生
教育実習生による6年生社会科の研究授業を実施しました。
授業テーマは「全国統一への動き」より、歴史上重要な転換点となった長篠の戦いです。
導入:歴史上の戦いを「体験」する工夫
単なる知識の伝達に留まらず、子どもたちが主体的に歴史を学び、考えることを目指し、授業ではユニークな追体験型の活動が取り入れられました。
子どもたちはクラス内で**「織田軍(火縄銃部隊)」と「武田軍(騎馬隊)」**の二手に分かれ、それぞれの陣営の役割を担いました。
活動:「強み」を体感し、戦略を考える
活動では、それぞれの軍が持っていた「強み」について深く考えました。
グループワークでは、それぞれの軍の「強み」が戦場でどのような影響を与えたか、そしてなぜ織田・徳川連合軍が勝利を収めることができたのかを、双方の視点から深く分析しました。
学び:「歴史の転換点」を構造的に理解
この体験活動を通じて、子どもたちは単に「織田が勝った」という結果を知るだけでなく、
新しい技術(火縄銃)が戦術を根本から変えたこと
従来の強み(騎馬隊)が時代とともに限界を迎えたこと
経済力や組織力が戦国時代の統一に不可欠であったこと
といった、歴史の転換点における構造的な変化を、より鮮明に理解することができました。
実習生は、子どもたちの「なぜ?」という疑問を大切にし、歴史的事実を現代の技術革新や戦略を考える視点と結びつける指導を展開していました。
教育実習の残りわずかとなりましたが、今回の研究授業で得た経験と、子どもたちの活発な学びの姿を胸に、未来の先生として更なる飛躍を期待しています!✨
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