✏️1年生算数奮闘記:「14-8」の壁を越えろ!〜式・図・言葉で考える繰り下がり〜
- 公開日
- 2025/10/31
- 更新日
- 2025/10/31
1年生
今日の1年生の算数の授業では、子どもたちが「14-8」という大きな壁に挑みました。そう、小学1年生最初の難関、「繰り下がりのある引き算」です!
ただ答えを出すだけでなく、「どうやって計算するか」を「式」「図」「言葉」を使って説明し、友達と学び合う活動に、みんな真剣に取り組みました。
🌟 授業ハイライト:計算の仕方を「見える化」する
この日のテーマは、ただ答えの「6」を出すことではありません。自分の頭の中にある計算のプロセスを、外に出して相手に伝えることです。
- 【式で考える】 - 多くの子が気づいたのが、「10のまとまり」を使う方法です。 
- 「14は10と4だね。まず10から8を引いて2。残った4と2を足して6!」という「減加法」の考え方や、 
- 「まず4を引いて10。それから残りの4を10から引いて6!」という「減減法」の考え方が発表されました。 
- 「同じ引き算なのに、やり方が2つもあるんだ!」という驚きの声が上がりました。 
 
- 【図で表現する】 - ここで活躍したのが、ブロックや〇の絵です。 
- 子どもたちは、14個のブロックや〇を描き、「10のまとまり」を線で囲んで強調しました。 
- そこから8個を消すとき、「10のまとまりを崩して8個引く様子」や「4個先に引いてから10から残りを引く様子」を、色を変えたり、矢印を加えたりして表現。 
- 図にすることで、「10から引く」ことの意味がグッと分かりやすくなったようです! 
 
- 【言葉で伝える】 - 自分の考えを言葉にするのは、簡単そうで一番難しいかもしれません。 
- 「ぼくは〜」と発表を始めたとき、言葉に詰まる子もいましたが、先生が「どこから引いたの?」「どうなったの?」と優しく問いかけます。 
- 「14は10と4に分けます」「まず10から8を引くのがやりやすいです」といった、自分の考えの「よりどころ」を説明できるようになり、理解が深まったのが見られました。 
 
子どもたちは、ただ「14-8=6」と覚えるのではなく、「なぜそうなるのか」という算数の面白さの扉を開いたようです。
次にどんな計算に挑戦するのか、目が離せません!
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