11月19日 「反比例」で深まる対話的な学び🤝
- 公開日
- 2025/11/20
- 更新日
- 2025/11/20
6年生
算数で、比例と並んで重要な概念である「反比例」。
本日の授業では、担当の先生が子どもたち一人ひとりの理解度を細かく把握し、その場で修正を加えながら進める工夫が見られました。
🙋♀️🙋♂️ 頻繁な「挙手」と「着席」で全体をモニタリング
授業が始まると、先生はまず具体的な例題(例えば、「道のりが一定の時、速さと時間」の関係や、「面積が一定の時、縦の長さと横の長さ」の関係など)から、2つの量がどのように変化するかを考えさせます。
ここで重要なのは、先生が発する「分かった人は、右手を挙げて」、「わからない人は、左手を挙げて」といった指示です。
🤔 誤答や戸惑いを見逃さない「個別フィードバック」
先生は、挙手や着席の様子から、集団の中で「理解している層」「少し迷っている層」「全く分かっていない層」を瞬時に判断します。
特に、多くの子が手を挙げている中で手が挙がっていない子や立ち止まっている子を見つけると、全体への問いかけを一旦止め、その子の席へ移動。
「とをかけたら、いつも同じ数になるってことだけど、この問題の同じ数はいくつかな?」
というように、ヒントを与えながら理解を促す場面が頻繁に見られました。これにより、授業中に**「置いていかれる子」を作らない**という強い意志が感じられます。
✨ まとめ:双方向のコミュニケーションが理解を深める
頻繁な挙手・着席の確認は、子どもたちにとって「自分は本当に分かっているか」を常に自問する機会となります。また、先生にとっては授業のテンポを調整し、必要な解説をピンポイントで提供するための貴重なデータとなります。
この授業形式は、子どもたちの能動的な参加を促し、深い理解へと繋がる、対話的で効果的な学びの場を創出していました。
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