学校日記

看護実習2日目 学校保健の現場から学んだ「心と体の安全」

公開日
2026/04/17
更新日
2026/04/17

学校の様子

小学校での2日間の看護実習を終えました。

最終日は、養護教諭の先生による「二測定」の補助を中心に、学校という特殊な環境における看護の役割を深く学びました。

1. 伝わる言葉、つながる支援

二測定では、学年に合わせた「言葉選び」の重要性を実感しました。

特に1年生に対しては、手順を1から10まで丁寧に伝える必要があります。

しかし、集中力が続く時間は限られているため、「短く、簡潔に」伝える工夫が欠かせません。この「発達段階に応じたコミュニケーション」は、小児看護のみならず、あらゆる看護の場面で応用できる視点です。

2. 集団の中の「個」を見つめる

測定を待つ列や、休み時間の様子など、集団活動の中での子どもたちの行動を観察すると、人間関係の微妙な変化が見えてきます。

  • 「いつもと様子が違うな」

  • 「今日は一人でいる時間が長いな」 こうした小さな気づきが、今後の対応や支援のヒントになります。保健室は単に怪我を治す場所ではなく、子どもたちの「心の変化」をキャッチするアンテナのような役割を果たしていることを学びました。

3. 多職種連携と保健室の役割

学校には、養護教諭だけでなく、スクールカウンセラー(SC)や担任教諭、そして学校医といった多くの専門家が関わっています。

  • 多職種との連携: 一人の子どもを多角的な視点で支えるネットワークの重要性。

  • 居場所としての保健室: 教室に居づらさを感じる子にとって、保健室は「逃げ場」であり、同時に「明日へのエネルギーを蓄える安心できる場所」でなければなりません。

4. 安全への意識:学校医からの学び

「健診時や測定時の適切な行動が、結果として学校全体の安全管理につながる」

指示を正しく聞き、ルールを守って行動することは、緊急時の安全確保にも直結します。健康診断という日常の行事の中に、安全教育の基礎が詰まっていることを再認識しました。

病院という「非日常」の場で行う看護とは異なり、学校保健は子どもたちの「日常」に寄り添うものです。

今回の実習で得た「相手の目線に立った言葉選び」や「集団の中の個を看る力」を、今後の看護実践に活かしていただきたいと思います。

今後のご活躍を心より応援しております。