5月11日 割り算の扉をひらく —— 3年算数「わり算の意味を考えよう」
- 公開日
- 2026/05/12
- 更新日
- 2026/05/12
3年生
中学年算数の大きな山場の一つである「わり算」の学習が始まりました。
子どもたちが「分ける」という日常の動作を、数理的な言葉へと昇華させていく授業の様子です。
本日の学習テーマ:わり算の意味を考えよう
黒板に大きく書かれた本日の問いは、「12個のクッキーを3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか?」というもの。 これまで「かけ算」を武器に計算の世界を広げてきた3年生にとって、新しい計算記号「÷」との出会いの瞬間です。
具体物から立式へ: 先生は、ただ計算方法を教えるのではなく、まずは子どもたちの頭の中で「クッキーを配る様子」をイメージさせます。「同じ数ずつ分ける」というキーワードに対し、子どもたちはノートに図を書いたり、既習のかけ算九九を思い浮かべたりしながら、真剣に思考を巡らせていました。
デジタルとアナログのハイブリッド活用: 教室の前面には大型モニターが設置され、視覚的に分かりやすい教材が提示されています。一方で、先生は黒板(チョークボード)を使い、子どもたちの発言をリアルタイムで整理していきます。デジタルで直感的に理解し、アナログで思考の軌跡を残す、効果的な対比が見られました。
九九とのつながりを発見: 「3×□=12」という、これまでに習ったかけ算の形が黒板に並びます。わり算の答え(商)を見つけるために、自分たちが持っている「九九の力」が使えることに気づいた瞬間、教室のあちこちで「あ、そうか!」という納得の表情が広がりました。
「分ける」という単純な行動が、「わり算」という算数の言葉で表現できるようになった子どもたち。
授業の終わりには、誇らしげに計算式を書く姿が見られました。
この新しい道具を使って、これからさらに複雑な問題に挑戦していく姿が楽しみです。