学校日記

6月29日 目の前の「壁」に挑む、プリント学習の時間

公開日
2026/07/03
更新日
2026/07/03

4年生

授業は、これまで習った角の知識を総動員して挑むプリント学習からスタートしました。

いつものようにサクサクと鉛筆を走らせていた教室の空気が、ある問題を境に一変します。子どもたちの前に立ちはだかったのは、分度器の「180度」という限界を超えた未知の角。そして、どこに分度器の「中心」や「へり」を合わせればいいのか迷ってしまうような、まっさらな空間にある角でした。

「あれ? 分度器が届かない…」 「どこから測ればいいんだろう?」

教室のあちこちから、戸惑いの声が漏れ聞こえてきます。

「どう解く?」 互いの知恵を出し合うグループワーク

一人で悩んでいても始まらない!ということで、授業は自然と机を突き合わせたグループワークへと発展していきました。

子どもたちは自分のプリントを持ち寄り、

  • 「180度に、このはみ出た分の角度を足せばいいんじゃない?」

  • 「逆に、360度(1周)からいらない部分を引くっていうのは?」

  • 「ここに1本、まっすぐな線を自分で書き足してみたら分かりそう!」

など、身振り手振りを交えながら、自分なりの「攻略法」を熱心に説明し合います。友達のノートを覗き込み、「あ、なるほど!」とパッと表情を明るくする瞬間が、教室のあちこちで見られました。

先生の大きな三角定規が、ヒントの鍵

子どもたちが試行錯誤を繰り返したところで、先生が黒板の前に立ち、大きな三角定規を掲げました。

黒板には、苦戦の原因となった「180度を超える角」や「補助線のない角」の図が。先生は、子どもたちの「あ、そうか!」を引き出すために、丁寧にヒントを出していきます。

分度器や三角定規をどう当てはめれば、複雑な形を「自分の知っている形」に分解できるのか。先生の解説を真剣な眼差しで見つめる子どもたちの表情からは、「絶対に理解してやるぞ」という強い意気込みが伝わってきました。

【今回の授業を振り返って】 一見すると難解な180度を超える角も、「180度 + 〇度」や「360度 - 〇度」といった、これまでに習った知識の組み合わせで解けることに気づくこと。これこそが算数の本当の面白さです。 苦戦しながらも、友達と知恵を絞り、自力で補助線(ブレイクスルー)を見つけ出そうとした4年生の姿は、とても頼もしく輝いて見えました。