学校日記

空を見上げてみれば?がいっぱい

公開日
2025/04/28
更新日
2025/04/28

5年生

理科の授業では、身近な自然現象である「天気」について学習しました。

子どもたちは、空の様子を観察したり、簡単な実験を通して、天気の変化の面白さや、その裏に隠された科学的な理由を学んでいきました。

空を見上げて「?」がいっぱい!

授業の始まりは、いつもの教室を飛び出して、校庭での空の観察からスタートしました。「今日の空は、雲がたくさんあるね」「太陽が隠れたり、見えたりするよ」と、子どもたちは思い思いに空の様子を言葉にしていきます。

「あの雲は、もくもくしているから積乱雲かな?」「飛行機雲だ!」と、これまで何気なく見ていた空の景色の中に、たくさんの「?」を見つけたようです。先生からは、「雲の形や動き、風の強さなどを観察してみましょう」という声かけがあり、子どもたちは真剣な眼差しで空を見つめていました。

教室に戻ってからは、観察したことをもとに、雲の種類や天気の変化について話し合いました。「あの黒い雲が出ると、雨が降りやすい気がする」「高いところに薄い雲が出ているときは、次の日晴れることが多いって聞いたことがある」など、自分の経験と結びつけながら、活発な意見が飛び交いました。

身近なことから広がる科学の世界

今回の天気に関する学習を通して、子どもたちは、普段何気なく見ている空の様子や、天気の変化に、様々な科学的な理由があることを学びました。観察や動画を通して得られた実感を伴った学びは、子どもたちの知的好奇心を刺激し、「もっと天気のことを知りたい!」という意欲につながったようです。

授業後には、「家に帰って、今日の雲の様子をもう一度見てみよう」「天気予報で言っていた雲の名前を調べてみよう」といった声も聞かれました。

これからも、子どもたちが身の回りの自然現象に関心を持ち、探究心を持って科学の世界を学んでいけるよう、様々な工夫を取り入れた授業を展開していきたいと思います。