学校日記

国語「新聞記事から作り手のメッセージを読み取ろう!」

公開日
2025/06/09
更新日
2025/06/09

5年生

国語の授業では、新聞記事に隠された「作り手のメッセージ」を読み取る活動に取り組みました。子どもたちは、普段何気なく目にしている新聞記事の裏に込められた意図を、真剣な眼差しで探していました。

授業の様子

授業の冒頭では、様々な新聞記事が提示され、子どもたちは興味津々。今回は特に、記事の中で「作り手が何を伝えたいのか」という点に焦点を当てて学習を進めました。

まず、一つ目のポイントとして「大切な言葉を見つける」活動を行いました。記事を読み込みながら、筆者が特に強調したい言葉や、読者に強く訴えかけたい表現に線を引いたり、丸で囲んだりしていきました。「なぜこの言葉が大切だと思うの?」と問いかけると、「何度も出てくるから」「強い気持ちが伝わるから」など、子どもたちからは様々な意見が飛び交いました。

次に、新聞の顔ともいえる「見出しの工夫」に注目しました。子どもたちは、同じ内容の記事でも見出しが変わると、読者の受け取る印象が大きく変わることに気づきました。「短い言葉で注目を集める工夫」「具体的な数字で目を引く工夫」など、見出し一つにも作り手の意図が込められていることを発見し、驚きの声が上がっていました。

最後に、記事とともに掲載されている「写真の工夫」について考えました。子どもたちは、写真が記事の内容を補完するだけでなく、読者の感情に訴えかけたり、時には記事以上に強いメッセージを伝えたりする力があることを学びました。どの写真がなぜその記事に選ばれたのか、どんな意図があるのかをグループで話し合い、活発な意見交換が行われました。