学校日記

不審者対応避難訓練

公開日
2025/06/11
更新日
2025/06/11

学校の様子

本日6月11日、不審者対応訓練を実施しました。

(校長より)
「学校の安全確保・安全管理の日」に考える
今から24年前の6月8日、大阪教育大学附属池田小学校で痛ましい事件が起きました。この事件を教訓に、大阪府では毎年6月8日を「学校の安全確保・安全管理の日」、そして6月を「子どもの安全確保推進月間」と定め、子どもたちの安全を全力で守るための取り組みを進めています。

以前は開け放たれていた学校の門が閉じられ、鍵がかけられるようになったのも、この事件がきっかけです。現在では、監視員の方の配置や監視カメラの設置など、不審者の侵入を防ぐための対策が強化されています。そして、実際に不審者が侵入してしまった場合の訓練も、こうして定期的に行われているのです。

当たり前ではない「見守り」への感謝
私たちは毎日、登下校の際にお家の方々や地域の見守り隊の方々に見守られています。これは決して当たり前のことではありません。お仕事で忙しい中、またご高齢であるにもかかわらず、私たちの安全のために時間を割いてくださっていることに、心から感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

学校や登下校以外の場所で、自分の身を守るために
では、学校や登下校以外の場所で、もし近くに大人がいない状況だったらどうすればよいでしょうか?
遊んでいる時や習い事の行き帰りなど、自分の身は自分で守るしかありません。
知らない人から声をかけられたら:答えずに逃げる。
道を尋ねられ、一緒に行こうと誘われたら:きっぱりと「行きません」と断る。乗り物には絶対に乗らない。
手などを掴まれ車に引っ張り込まれそうになったら:「助けて!」と大声を出す。防犯ブザーや防犯ホイッスルを鳴らす。
マンションのエレベーター:一人で乗る際、知らない人が一緒に乗りそうだったら、二人きりにならないようにする。
家に誰もいない時に帰宅する際:鍵を開ける前に周りをしっかり確認し、「ただいま」と声をかけてから家に入る。
そして、日頃から、誰とどこで遊ぶのか、何時ごろ帰宅するのかなどを必ずお家の人に伝えておくことが大切です。

いざという時にどう行動するか、ご家庭でも話し合い、練習しておくことで、自分の命を守る行動につながります。

安心・安全な学校づくりに今後もご協力お願いいたします。