教室に「寺子屋スペース」誕生! みんなで創る学びのルール
- 公開日
- 2025/07/09
- 更新日
- 2025/07/09
4年生
教室に、ユニークな学びの場が誕生しました。
担任の先生の提案で設けられたその名も「寺子屋スペース」。
子どもたちが主体となって使用するためのルール作りに取り組み、自分たちだけの特別な学習空間を作り上げています。
「寺子屋スペース」ってどんな場所?
「寺子屋スペース」は、教室の一角に設けられた、集中して学習に取り組めるよう工夫された空間です。
ここでは、静かに読書をしたり、算数の問題にじっくり取り組んだり、調べ学習を進めたりと、様々な学習活動が可能です。まるで江戸時代の寺子屋のように、子どもたちがそれぞれのペースで学びを深められる場所となることを目指しています。
ルール作りは子どもたちの手で
この「寺子屋スペース」を効果的に活用するため、先生は子どもたちにルール作りを提案しました。
「この場所をどんな風に使ったら、みんなが気持ちよく、そして集中して勉強できるかな?」
先生の問いかけに、子どもたちからは活発な意見が飛び交いました。「静かに使う」「時間を決める」「使いたい人が譲り合う」といった基本的なものから、「難しい問題に挑戦する場所にする」「友達と教え合うときは小さな声で話す」といった具体的なアイデアまで、様々な意見が出されました。
自分たちで創る学びの場
「寺子屋スペース」のルール作りを通して、子どもたちはただ与えられた場所を使うだけでなく、自分たちで学びの環境を創り上げる喜びを感じたようです。自分たちで決めたルールだからこそ、責任感を持って守ろうとする姿が見られます。
この新しい「寺子屋スペース」が子どもたちにとって、より深く、より楽しく学びを追求できる特別な場所となることを期待しています。