学校日記

学校教育目標:「自己実現」・・・自分のよさに気づく(自己理解)
       「協働」・・・集団生活の中で自分の役割を担う

学校の様子

  • 枚方市教育委員会による学校訪問が実施されました 〜探究・協働・子どもが主役の学校づくりを目指して〜

    公開日
    2026/07/07
    更新日
    2026/07/07

    学校の様子

    本日7月7日(火)、枚方市教育委員会より桐山委員、畑中指導主事、竹林教育アドバイザーをお迎えし、学校訪問が実施されました 。

    この訪問は、本校の今年度の学校運営や特色ある教育活動、日頃の授業の様子を見ていただくために行われたものです 。全クラスの授業参観を経て、本校が推進する教育方針について大変有意義な意見交換を行いました 

    💡 タブレットの活用から図工・音楽まで!活気あふれる授業参観

    授業参観では、子どもたちが生き生きと、そして真剣に学ぶ姿をたくさん見ていただきました 。教育委員会の皆さまからは、「先生方の子どもたちに対する関わり方が非常に優しく受容的で、クラス全体が落ち着いた良好な雰囲気である」と温かい評価をいただきました 

    • 1人1台端末(タブレット)の自然な活用 多くの教室でタブレットPCが活躍。画面を操作しながら自分の考えをまとめたり、友だちと意見を交わしたりと、ICTを文房具のように自然に使いこなす姿が印象的でした。

    • 創造力を膨らませる図工の授業机いっぱいに新聞紙を広げ、紙コップや色画用紙を使って思い思いの作品作りに没頭 。子どもたちの自由な発想や作品の良さを、担当の先生が褒めてクラス全体に広げる温かい手立てが見られました 

    • 心を一つにする音楽の授業 音楽室では、みんなで前を向き、きれいな姿勢で歌や楽器の演奏に一生懸命取り組んでいました。

    🚀 西牧野小が誇る「特色ある教育活動」と今後の展望

    授業参観後の意見交換会では、本校が今年度特に注力している取り組みについて、進捗と今後の展望を共有しました 

    ① 2年生から取り組む「PBL(プロジェクト型学習)」の全学年展開

    本校では、児童が自ら問いを見つけ、計画を立てて解決する「PBL」を2〜6年生の全学年で教科横断的に実施しています 

    • 3年生の挑戦: 「枚方市の魅力を沖縄に発表する」をゴールに設定し、沖縄県の小学校とのオンライン交流を進めています 

    • 4年生の実績: すでに神奈川県や千葉県の小学校とグループごとにオンラインで結び、互いの地域の魅力を発信する合同発表会を成功させました 。今後も交流の輪を広げていきます 

    • 高学年のステップアップ: 昨年度の地域向け発表会の反省を生かし、今年度は活動の目的を説明する係や振り返り担当を児童自身で配置するなど、さらに質の高い発信を目指しています 

    ② デジタルとアナログの「ハイブリッドな授業」

    タブレットの活用が進む一方で、本校では「板書(黒板)」が持つアナログの良さも見直しています  苦手な子への配慮や、1時間の学びが一目でわかる黒板の使い方の標準化を進め、「古い良いところ」と「新しい良いところ」をミックスしたハイブリッドな授業づくりを推進していきます 

    ③ 子どもたち自身が学校を良くする「委員会・休み時間改革」

    • プロデュース委員会への転換: 6年生が中心となり、総合的な学習の時間を使って「学校を良くするため」のプレゼン資料を作成しています 。2学期からは従来の委員会を、自ら企画し実践する「プロデュース委員会」へと進化させます 

    • 休み時間「無限大プロジェクト」: 児童が自ら企画書を書き、校長の承認を得て運営するプロジェクトです 。休み時間に体育館開放、ダンス、音楽発表、勉強法の共有など「複数の居場所」を自発的に用意することで、児童の主体的な行動力に繋がっています 

    📌 これからの「学力」を保護者の皆さまとともに

    現在、教育における「学力の定義」は大きく変わりつつあります 。テストの点数だけで測るのではなく、本校が取り組んでいるような「探究する力」「協働する力」「自ら表現する力」といった多面的な力を育むことが、これからの時代を生きる子どもたちには不可欠です 

    今回、教育委員会の皆さまからいただいた多くのアドバイスや好事例への評価を励みに、西牧野小学校は「子どもたち一人ひとりが主役となり、輝く学校づくり」をさらに一歩前へ進めてまいります 

    ご訪問いただいた教育委員会の皆さま、誠にありがとうございました 

  • 校区の自主防災会で備蓄物資の点検・確認を実施しました!

    公開日
    2026/07/06
    更新日
    2026/07/06

    学校の様子

    前日に開催された校区の自主防災会議に引き続き、本日は自主防災会会長と派遣助職員が立ち会いのもと、地域の大切な備蓄倉庫および物資の確認を行いました。

    当日はあいにくの雨模様となりましたが、傘を差し、資料を手にしながら、屋外の「西牧野校区自主防災会倉庫」を開放。万が一の災害時にしっかりと機能するかどうか、一つひとつの設備を入念にチェックしました。

    また、屋内の保管スペースでも、救命ボートや各種資機材、備蓄品などの数量や状態を細かく確認。いざというとき、地域の皆さんの安全を守るための「備えの現状」をしっかりと把握することができました。

    地域の防災力は、こうした地道な点検と日頃の連携から成り立っています。

    雨の中、確認作業にあたられた関係者の皆様、本当にお疲れ様でした!

  • 6年生の代表児童が感謝と感想をスピーチ

    公開日
    2026/07/02
    更新日
    2026/07/02

    学校の様子

    楽しかった公演の締めくくりとして、最後に6年生の代表児童2名が全校児童を代表して感想を伝えました。
    「一瞬でお面が変わる変面がすごかったです」「目の前で見る雑伎の技にとても感動しました」と、自分の言葉でしっかりと素晴らしさを称え、出演者の皆様へ感謝の気持ちを伝える姿は、さすが高学年といえる立派なものでした 。

    ご公演いただいた中国大黄河雑伎団の皆様、素晴らしい感動を本当にありがとうございました! 


  • 圧巻の技に大興奮!中国雑伎団をお招きして芸術鑑賞会を開催しました

    公開日
    2026/07/02
    更新日
    2026/07/02

    学校の様子

    体育館にて全校児童を対象とした芸術鑑賞会が開催しました 

    今年度は「チャイナ企画 中国民族芸術団・中国大黄河雑伎団」の皆さんをお迎えし、「中国雑伎・川劇《変面》」を鑑賞しました 。

    この行事は、普段の学校生活では味わえない本物の芸術や文化に触れることで、子どもたちの豊かな感性や興味・関心を広げることを目的としています 

    息をのむ妙技の連続!

    体育館に集まった子どもたちは、目の前の舞台で繰り広げられる人間離れした素晴らしい技の数々に終始釘付けでした。 皿回しや、体の柔らかさを活かしたアクロバティックな「ヘッドバランス」など、次々と披露されるスリリングな大技に、会場からは驚きの声と割れんばかりの拍手が沸き起こりました。

    一瞬で変わるお面にびっくり!伝統芸能《変面》

    特に盛り上がりを見せたのが、中国の伝統芸能である川劇《変面》です 。 きらびやかな衣装をまとった出演者が、音楽に合わせて顔を振ったり手をかざしたりした刹那、一瞬にしてお面の色や表情が変わります。その圧倒的なスピードと不思議さに、子どもたちは「どうなっているの!?」と目を丸くしながら見入っていました。さらに、出演者の方がステージを降りて客席のすぐ近くまで来てくれるサプライズもあり、子どもたちとハイタッチを交わすなど、体育館中が大興奮に包まれました。

    児童も挑戦!雑伎チャレンジコーナー

    公演の途中には、子どもたちが実際に中国雑伎の技に挑戦する「チャレンジコーナー」も用意されていました 。 選ばれた児童たちがステージに上がり、緊張しながらも出演者の方に教わりながら皿回しなどに挑戦!コツを掴んで上手に回せると、客席の友達から温かい拍手と声援が送られ、会場が一体となって盛り上がる素敵な時間となりました。

    事前のマナー指導もあり、子どもたちは拍手を送ったり歓声をあげたりしながらも、最後まで素晴らしい態度で鑑賞することができました 

  • お昼休みのドッジボール

    公開日
    2026/06/25
    更新日
    2026/06/25

    学校の様子

    体育委員会が主催する、学年交流ドッジボール大会が本日も開催されました!

    今回の対戦カードは、3年生対6年生です。

    前回よりもコートがひと回り広くなり、よりダイナミックな試合が展開されました。

    広くなったコートが勝負の鍵!

    前回までのコートから、今回は広々としたコートへと変更されました。 この変化が、試合を大いに盛り上げる要素となります。

    • 6年生の圧倒的なパワー: コートが広くなったことで、6年生の力強い速球がさらに威力を増します。

    • 3年生の俊敏なフットワーク: 広いスペースを存分に使い、3年生は抜群のチームワークと素早い身のこなしで、6年生の豪速球を次々と避けていきました。

     互角の戦い!一進一退の攻防

    「さすがに6年生が有利か?」という周囲の予想を裏切り、試合は序盤から大接戦の互角ムードに。

    3年生は外野からの鋭いパスワークを駆使し、隙を突いて6年生をアウトにしていきます。一方の6年生も、最上級生としてのプライドを見せ、強烈なアタックと鉄壁のキャッチで応戦。どちらが勝ってもおかしくない、一進一退の緊迫した攻防が続きました。

  • あなたはどっち!?代表委員が仕掛けた「くつ箱綺麗アンケート」が大盛り上がり!

    公開日
    2026/06/13
    更新日
    2026/06/13

    学校の様子

    学校の玄関である「くつ箱」。

    いつも綺麗に整えたいものですが、ついつい急いで靴がはみ出してしまったり、乱れてしまったりすることもありますよね。

    そんな中、本校の代表委員会が、子どもたちの誰もがワクワクしながら、自然とくつ箱を綺麗にしたくなるユニークな取り組みを提案・開始してくれました!

    💡 アイデアのきっかけとルール

    「わたしたち代表委員会は、くつばこからくつが飛び出さずにきれいなくつ箱にしたいと思い、2択の質問で綺麗にすることを考えました」

    その名も、「あなたはどっち!?くつ箱綺麗アンケート」

    今回のお題は、なんと永遠のライバル(?)である「たけのこの里 か きのこの山」です。

    投票のルールはとってもシンプルで、かつユニーク!

    • 「たけのこ派」だったら、靴を揃えて【左側(のかべ)】に寄せて、かかとをつける。

    • 「きのこ派」だったら、靴を揃えて【右側(のかべ)】に寄せて、かかとをつける。

    「楽しくくつばこをきれいにしましょう!」という呼びかけとともに、1週間の期間限定でこの取り組みがスタートしました。

    👟 「どっちにしよう…?」子どもたちの可愛い反応と様子

    取り組みが始まると、朝のくつ箱周辺からは「え〜!どっちにしよう!」「今日はたけのこ派にする!」といった、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきました。

    実際のくつ箱を覗いてみると、それぞれの学年で微笑ましい光景が広がっています。

    • 高学年のくつ箱:さすがは高学年。きれいに靴が揃っていますが、よく見ると「左寄せ(たけのこ派)」と「右寄せ(きのこ派)」に綺麗に分かれており、静かなこだわりが感じられます。

    • 低学年・中学年のくつ箱:「見て見て!私はこっち!」と言わんばかりに、一生懸命考えて右や左に寄せられた靴たちがズラリ。途中でお題の派閥を変えてもOKというルールがあるため、「昨日はきのこにしたから、今日はたけのこ!」と毎日楽しんでいる子もいるようです。

    ✨ 楽しむ心が「綺麗」を作る

    「くつを揃えなさい」とただ注意されるよりも、「どっちの味が好き?」というワクワク感があるだけで、子どもたちはこんなにも自発的に、そして楽しそうにくつ箱を美しく保つことができます。

    代表委員会の素晴らしいアイデアのおかげで、学校の玄関がいつも以上にピカピカで、笑顔があふれる場所になりました。

    中間発表や最終結果で、一体どちらの派閥が多くなるのか……!? これからの集計がとっても楽しみですね!

  • ご多用の中、土曜授業参観・引き渡し訓練にお越しくださり、協力いただきありがとうございました。

    公開日
    2026/06/13
    更新日
    2026/06/16

    学校の様子

    保護者の皆様におかれましては、ご多用中にもかかわらず、多数ご来校いただき、誠にありがとうございました。

    授業参観に引き続き、実施いたしました引き渡し訓練におきましても、皆様のご協力により、スムーズかつ安全に行うことができました。

    災害発生時を想定した訓練は、子どもたちの安全を守る上で非常に重要です。

    今回、皆様と連携して訓練を実施できたことは、大きな成果であったと考えております。

    今後も、子どもたちが安心して学び、健やかに成長できるよう、教職員一同、力を合わせて取り組んでまいります。

    最後になりましたが、今回の行事開催にあたり、ご協力いただいた全ての皆様に、深く感謝申し上げます。

    今後とも、本校の教育活動にご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  • 読書がもっと好きになる!ボランティア「かくれんぼ」さんによる読み聞かせ

    公開日
    2026/06/12
    更新日
    2026/06/12

    学校の様子

    今週図書室にて、学校ボランティア「かくれんぼ」の皆さんによる読み聞かせ会(おはなし会)が開催されました。

    今回は2年生、3年生、4年生、そして6年生を対象に、学年に合わせた素敵な本をたくさん紹介していただきました。

    お話の世界に引き込まれる子どもたち

    図書室に集まった子どもたちは、床にしっかりと腰を下ろし、ボランティアの皆さんの声にじっと耳を傾けていました。

    2年生や3年生のクラスでは、大きな紙芝居が登場。身を乗り出すようにして絵に見入る、子どもたちのきらきらした表情が印象的でした。高学年のクラスでも、ボランティアさんの情感豊かな語り口に、誰もがすっかりお話の世界に引き込まれていました。

    じっくりと、時に楽しく!

    ボランティアの皆さんが、子どもたちの反応を見ながら一冊一冊丁寧に読み進めてくださいます。

    6年生の回で用意されたプログラムには、楽しい絵本から、じっくりと考えさせられる作品までバラエティ豊かな本が並びました。

    • 『あげる』

    • 『ツバメのたび』

    • 『ええところ』

    • 『ねぞうプロレス』

    • 『どんぐりとやまねこ』

    • 『おかあさんのパンツ』

    かくれんぼさんより、「のりが良く反応が良くて読みやすかったです」「『ええところ』『ツバメのたび』は集中して聞いてくれてました」との嬉しい言葉が。また、宮沢賢治の『どんぐりとやまねこ』では、読み聞かせの後に原本の紹介も行われ、子どもたちがさらに読書への興味を深める素敵なきっかけを作ってくださいました。

    感謝の気持ちを込めて

    終わりの時間には、クラスの代表がお礼の言葉を伝える場面や、ボランティアの皆さんと笑顔で言葉を交わす姿も見られました。

    「かくれんぼ」の皆さん、子どもたちの心を豊かにする素敵な時間を本当にありがとうございました!

  • 児童集会を開催しました!〜「目と耳と心」で聞くこと、そして楽しいくつ箱アンケート〜

    公開日
    2026/06/11
    更新日
    2026/06/12

    学校の様子

    本日「児童集会」を実施しました。

    🦁 校長のお話:『目と耳と心で聞く』ってどういうこと?

    集会の初めに校長よりお話をしました。

    最近、朝の校門で元気な挨拶をしてくれる人が増えたことへの嬉しい気持ちのお話がスタート。

    今日の本題は「目と耳と心で聞く」ということについてです。

    「人の話をしっかり聞くことは、相手を大切にすること、そして自分の心を豊かにすることにつながります。今日の授業でも、お友達や先生のお話を『目と耳と心』でしっかり聞いてみてくださいね」という、メッセージを送りました。

    💡 代表委員会からのユニークな提案!「あなたはどっち!? くつ箱綺麗アンケート」

    続いて、代表委員会の児童たちがタブレット端末を活用しながら、全校生児童に向けて素晴らしい提案をしてくれました。

    「くつばこから くつが飛び出さずに、きれいな靴箱にしたい」

    そんな思いから企画されたのが、「あなたはどっち!?くつ箱綺麗アンケート」です。 気になる今回のお題は、みんなが大好きなあのお菓子……「たけのこの里」か「きのこの山」か!

    👞 参加ルール

    来週の1週間、自分の応援したい「派」に合わせて靴の置き方を変えることでアンケートに回答します。

    • たけの子派: 靴を揃えて【左側(←)の壁】に寄せて、かかとをつける。

    • きのこ派: 靴を揃えて【右側(→)の壁】に寄せて、かかとをつける。

    「もちろん途中で変えてもかまいません!みんなで楽しくくつ箱をきれいにしましょう!」という、遊び心の詰まった素敵なアイデアに、体育館の児童たちからも笑顔がこぼれていました。来週のくつ箱がどうなるか、中間発表も楽しみですね。

    その後、体育委員会より活動予定についての発表がありました。色々考え、提案してくれてありがとう。休み時間が楽しみです。

    🎵 4年生による圧巻の音楽発表!〜合同音楽会に向けて〜

    児童集会の後半では、音楽発表が行われました。 今回のステージに立ったのは4年生のみなさんです!

    4年生は、来週開催される「枚方市合同音楽会」に西牧野小学校の代表として出場します。今日はその本番に向けて、全校児童の前で一足早く練習の成果を披露してくれました。

    ステージに並んだ4年生は、マラカスなどの楽器を手に持ち、先生の指揮をしっかりと見つめながら演奏をスタート。体育館中に響き渡る素晴らしい歌声と、息の合った見事なパフォーマンスに、聴いていた他学年の児童たちも圧倒され、真剣に見入っていました。まさに、校長のお話にあった「目と耳と心」で聴き入る素晴らしい時間となりました。

    最高学年の6年生が最後に感想を伝え、心温まる時間となりました。

    合同音楽会の本番当日が本当に楽しみです。

    4年生のみなさん、素晴らしい発表をありがとうございました!本番もいつものみんならしく、元気に楽しんできてくださいね!

    保護者の皆様、本番をお楽しみに!!

  • 学びの多様性を支える現場へ――通級指導教室の授業の様子

    公開日
    2026/06/03
    更新日
    2026/06/03

    学校の様子

    小・中学校の通常の学級には、さまざまな背景や特性、そして「困り感」を抱えた子どもたちが在籍しています

    文字を読むのが苦手、気持ちのコントロールが難しい、集団生活で友達との距離感をつかみにくいなど、その理由は多様です

    そんな子どもたちが、通常の学級で自らの力を最大限に発揮できるように特別の指導を行う場、それが「通級指導教室」です

    今回は、ある日の通級指導教室で行われた授業の様子です。

    教室に入ると、通常の学級よりも落ち着いた、アットホームな空間が広がっていました。

    黒板の前に立つ先生は、子どもたちの目線に合わせながら、優しく、かつ明確な声のトーンで授業を進めています。

    めあてが2つ掲げられていました。

    めあて①:聞いて書いてつたえてみよう。 めあて②:いろいろなものを はかろう!

    授業の前半では、先生の話をしっかり「聞いて」、それを「書いて」、相手に「伝える」というコミュニケーションの基礎に焦点を当てた活動が行われました。これは通級指導教室で重視される「自立活動」(人間関係の形成やコミュニケーションなど)の一環です

    後半の「長さ」をテーマにした学習では、ただ算数の問題を解く(学習補充を行う)のではなく、障害の特性に応じた「学びやすさの工夫」が散りばめられていました

    黒板には、

    • 道具:ものさし

    • 1 m 学校

    • mm

    と、カラフルなチョークで視覚的に整理された情報が書かれています。 「これまでにどんな道具を使ったかな?」「学校にはどんな長いものがあった?」と、子どもの記憶を優しく呼び起こしながら(アセスメント)、実生活に結びついた具体的なイメージを形作っていきます

    机の上にはタブレット端末や視覚的なワークシート、そして時間を意識しやすいようにデジタルタイマーが置かれており、子どもが「見通し」を持って安心して学習に取り組める環境が徹底されていました

    単なる「勉強の遅れの補充」ではない――通級指導教室の本当の役割

    通級指導教室は、遅れている教科の進みを補うだけの場所ではありません。配布した資料にもある通り、「単なる学習補充は不適切」とされています

    本当の目的は、授業での具体的な実践を通して「自分に合った学び方や、気持ちのコントロール方法を見つけること」にあります

    例えば、通級指導教室で以下のような成功体験を積んだ子どもたちは、通常の学級へ戻ったときにも自ら工夫できるようになります

    • 九九の計算で「手順カード」や「位を合わせたシート」を使い、一人で計算できる方法を学ぶ

    • 黒板を写すのが苦手な子が、タブレット端末で板書を撮影して手元で見ながらノートに写す工夫を身につける

    こうして身につけた手だてを通常の学級の担任の先生とも共有することで、子どもたちは「落ち着いて授業に取り組めるようになった」「友達とうまく付き合えるようになった」という確かな変化を実感していきます

    通常の学級での学びを輝かせるために

    通級指導教室での時間は、週に1〜8時間程度です。残りの大部分の時間は、通常の学級でみんなと一緒に過ごします

    優しく語りかける先生の姿からは、「ここで自信をつけて、通常の学級でも安心して過ごしてほしい」という強い願いが伝わってきます。

    通級指導教室の先生だけでなく、担任の先生、学校全体、そして保護者が一丸となって「切れ目のない支援」を行うこと

    それこそが、子どもたちの「ともに学び、ともに育つ」未来を支える大きな力になっているのだと、授業の様子から深く実感させられました