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学校だより 6月号
- 公開日
- 2025/06/02
- 更新日
- 2025/06/02
学校だより
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5月31日西牧野校区自主防災会・西牧野校区コミュニティ協議会・牧野阪1丁目自治会
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
地域行事
本日は西牧野校区自主防災会・西牧野校区コミュニティ協議会・牧野阪1丁目自治会の会議に参加させていただきました。有意義な時間をありがとうございました。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
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5月30日 研究協議会 非認知能力の重要性と教育現場での現状認識
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
研修
研究協議会では、非認知能力が単なる学力だけでなく、人格形成を支援する上で不可欠な要素であると強調されました。
認知能力と非認知能力の定義・評価方法の課題
定義の明確化と混同の解消
認知能力は「共通の尺度で点数や数値にして評価測定できる能力」と定義され、定期考査や模試で明確な数値として評価されるものとされました。一方、非認知能力は「評価測定が難しい能力」であり、記憶、理解、知覚、想像、推論、判断といった認知機能とは異なる概念であることが説明されました。しかし、この認知能力と認知機能の混同が起きやすい点が問題として指摘されています。
評価方法の困難さ
非認知能力の評価は、共通の尺度での客観的な測定が困難であり、主観的な自己評価や総合評価に頼らざるを得ないという課題が明確に示されました。この主観性が評価の妥当性や公平性を損なうリスクがある一方で、「評価が高いからといって必ずしも良いとは限らない」という、過度な我慢や協調性の強要が子どもに負担を与える可能性も指摘されています。
歴史的背景と社会的な重要性
非認知能力の概念は、1970年代の学力偏重主義や詰め込み教育の反動として注目され、「見えない学力」「人間力」とも呼ばれるようになりました。スポーツ分野をはじめとする人生全般において、選手の主体性やメンタルトレーニング、チームビルディングといった非認知能力が重視されている現状も共有されました。
非認知能力の実践的な評価・育成方法
3分類によるアプローチと自己評価ワーク
非認知能力は、「自分と向き合う力」「自分を高める力」「他者とつながる力」の3つに分類できることが提案されました。学校教育目標もこの3分類に振り分けることが可能であり、これによりクラスや個人ごとにどの力が強いか、弱いかを把握しやすくなるとのことです。教師自身が非認知能力を自己評価し、グループで共有するワークが継続的に実施される予定です。
観察に基づく評価と発達段階への配慮
教師は子どもの行動を観察し、変化や継続性をもとに非認知能力の成長を評価する方法が示されました。通知表の所見などが典型例として挙げられています。
非認知能力の発達は、小学四年生(十歳)から高校三年生までが中心時期であり、「九歳、十歳の節(壁)」と呼ばれる重要な発達段階があることが強調されました。この時期の教育内容や指導方法が子どもの発達に大きく影響するため、新人教師の負担軽減のためにも、教科担任制、特に算数での導入が推奨されています。
子どもの気質と成長段階に応じた指導
生まれ持った気質への理解
子どもには生まれつきの気質(性格のベース)があり、これを無理に変えようとすることは意味がないと強調されました。右上の子(落ち着きがない)、左上の子(変化が好きで感動しやすい)、右下の子(慎重で丁寧だがこだわりが強い)など、気質ごとの特徴を理解し、それぞれに合わせた指導が重要とされています。
自己客観視の発達と行動変容の支援
小学3・4年生(9歳・10歳)頃から自己客観視ができるようになり、自分の行動をモニタリングしコントロールできるようになる時期とされています。この時期以降、意識的に行動を変え、習慣化することで行動が変わるため、このタイミングでの支援が重要です。
非認知能力のピラミッドモデルと価値観形成
非認知能力は後天的に伸ばせる力であり、「意識→行動→習慣→人格」の順で変化するというウィリアム・ジェームズの理論が紹介されました。親や教師は、子ども自身が作る非認知能力のピラミッド(コミュニケーション力、忍耐力、意欲など)作りをサポートし、「気質」という変えられない土台の上に「意識」や「価値観」を積み上げていくことが重要とされています。
また、後天的に身につける価値観や信念(ビリーフセット)は行動選択の基準となるため、学校は家庭以外の多様な価値観に触れる場として、先生が自身の価値観を言葉で伝えることが重要であるとされました。
メタ認知・自己調整力と感情を動かす授業
メタ認知と振り返りの重要性
モニタリング(自己認識)とコントロール(自己調整)を合わせたメタ認知は、言動の一致や行動の意識的なコントロールを可能にするために不可欠です。小中学生には振り返りの機会を設けることでメタ認知がしやすくなり、先生によるポジティブフィードバックが子どもの良い習慣形成を促すことが強調されました。
感情を動かす「ギミック」の活用
児童の意識付けには、直接的な声かけだけでなく、間接的な仕掛け(ギミック)や環境構成が有効であると提案されました。教具、空間(BGM、照明、席の配置)、活動(クイズ作成、ディベート、ディスカッション、実験など)といった多岐にわたるギミックを通じて、子どもたちの感情を動かし、非認知能力を意識化させることが重要とされています。感情が動くことで記憶の定着率も高まり、認知能力のインプットにも有効であるとのことです。
授業者が作成したギミックブラッシュアップシートを活用し、授業の山場・谷場を感情グラフとして可視化し、どこで感情が動くかを分析する手法も紹介されました。これにより、授業が「どうでもいい授業」にならず、子どもたちの感情が大きく動く授業になることが期待されています。
組織的な取り組みと学びのインフラ
個々の教師の実践だけでなく、組織的・チーム的に非認知能力の育成に取り組むことの重要性が強調されました。体系化された取り組みにより、教育活動の質が向上し、効果的な教育活動が可能となるとのことです。
また、「学びのインフラ」の重要性も指摘されました。心理的安全性や学習習慣、家庭・地域との連携といったインフラが整っていない学校では、どれだけ授業を工夫しても効果が出にくいリスクがあるため、日常生活や学級経営、家庭・地域との連携を強化することが次のステップとして挙げられています。
まとめと今後の展望
今回の研究協議会では、非認知能力の重要性が改めて確認されるとともに、教育現場での認識の差、評価の難しさ、そして実践的な育成方法について活発な議論が交わされました。特に、感情を動かす「ギミック」を活用した授業設計や、児童の気質や発達段階に応じた個別アプローチ、そして組織的な取り組みと学びのインフラ整備の重要性が強調されたことは、今後の教育実践において大きな示唆を与えるものと考えられます。
今後も継続的な研究と実践を通じて、非認知能力の育成がより効果的に教育現場に根付いていくことが期待されます。
本日は本校の研究授業並びに協議会にご参加いただきました北牧野保育園長・うらら幼稚園の先生方・磯島小学校の先生方・渚西中学校の先生方、ありがとうございました。
今後も中学校区で研究を深めて参ります。
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5月30日 大仏の量から測定を振り返る:小学6年生の研究授業
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
6年生
6月17日の遠足と関連して行われた小学6年生の研究授業では、大仏の大きさや重さという具体的な題材を通して、測定の概念を深く掘り下げました。
子どもたちは、自分の体や身近なものを基準にしながら、長さ、体積、重さといった様々な「量」について学びを深めました。
1. 遠足と大仏の学習活動
6月17日の遠足に向けた導入として、大仏の学習活動が行われました。遠足で実際に大仏を見ることを意識し、その大きさや手の長さに興味を持つきっかけとなりました。
1.1 6月17日の遠足について
遠足の日が6月17日であることが確認され、大仏を見たことがあるかどうかの質問を通じて、子どもたちの事前の関心を引き出しました。
1.2 大仏の大きさ・手の長さの学習
大仏の土台が3mであるという情報から、子どもたちは自分の手(約30cm)を基準に大仏の手の長さを推測しました。5個分、10個分、100個分など様々な推測が飛び交い、最終的に大仏の手の長さが2.56mであることが明かされました。この活動を通して、身近なものと比較して対象の大きさを想像するという測定の基礎を学びました。ただし、正確な測定方法や比較基準が曖昧だったため、推測にばらつきが見られた点が課題として挙げられました。
1.3 誕生日のお祝い
学習活動の合間には、5月31日生まれの子の誕生日のお祝いが行われ、和やかな雰囲気の中で授業が進められました。
2. 量(長さ・体積・重さ)の学習
続いて、長さ、体積、重さの概念とその測定方法について具体的な数値や身近な例を用いて学習を進めました。
2.1 長さの測定と比較
自分の手の長さを基準に、大仏の手の長さが何倍になるかを割り算で計算する活動が行われました。256cmを15cm、16cm、17cm、19cmなどの手の長さで割る計算を通じて、比の考え方や割り算の重要性を確認しました。
2.2 体積・面積・重さの違いと測定方法
面積が広さ、体積が三次元の大きさ、重さが質量であることを確認しました。また、昔の測量法(手の大きさや尺・寸など)と現代のメートル法についても触れ、測定方法の歴史的な変化も学びました。
2.3 重さの比較とクイズ作成
奈良の大仏の重さが250トンであることを知り、この巨大な重さを身近なもの(牛乳パックやガチャポンカプセル)で表す活動に取り組みました。牛乳パック(200g)で表すと12万5千個、ガチャポンカプセル(10g)で表すと312万個分という計算例が出され、子どもたちは具体的なイメージで重さを捉える経験をしました。さらに、ChatGPTを活用したクイズ例も紹介され、身近な物の重さを基準に250トンを表すオリジナルクイズを作成する課題が出されました。
3. 単位・計算・数量に関する学習活動
重さや長さ、体積などの単位変換や計算問題に挑戦し、クイズや課題を通じて理解を深めました。
3.1 重さ・単位変換の計算課題
250トンやジャンボジェット機400トンといった具体的な重さを用いて、単位変換(t→kg→g)や割り算の計算問題に取り組みました。セミの重さ3gを基準に250トンが何グラムになるかを計算する活動では、ゼロの数え方や単位の揃え方に混乱が見られ、今後の追加指導が必要であることが確認されました。
3.2 クイズ・発表活動
子どもたちが作成したクイズを発表し合いました。「250tはシャープペンの芯の何個分か?」といったユニークな問題が出され、具体的な計算結果が示されました。この活動は、学習内容をアウトプットする良い機会となりましたが、一部の生徒には計算根拠や単位の違いについて理解が不十分な様子も見られ、全体での確認が求められました。
3.3 単位の種類・表記の違いの確認
リットル、ミリリットル、センチリットル(CC)、キロリットルといった様々な単位について確認し、海外と日本での表記の違いも写真を用いて学習しました。十進法で単位が10倍ずつ変化する原理を理解することで、単位変換の基礎を固めました。しかし、普段使わない単位や表記の違いに戸惑う生徒もおり、写真や実物を使った追加説明の必要性が示唆されました。
3.4 振り返り・提出・今後の予定
タブレットを使った振り返りカードの提出が行われ、本日の学習内容が確認されました。大仏の重さが225トンであるという補足情報も共有され、学びの定着を図りました。振り返りの提出や配布物の受け取りに一部混乱が見られたこと、また一部の子どもたちが単位や計算の理解に不安を残していることから、全員の理解度を確認し、必要に応じて追加指導を行うことが今後の課題となりました。
この研究授業では、大仏という壮大なテーマを軸に、測定の基礎となる様々な「量」の概念、単位、そして計算方法を、子どもたちの身近な経験と結びつけながら学ぶことができました。特に、自分の手や身近なものを基準に考える活動、そして巨大な数を具体的にイメージするクイズ作成は、子どもたちの主体的な学びを引き出す上で非常に効果的でした。
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5月30日 今日の献立
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
今日の給食
ご飯
牛乳
すましじる
鰹の胡麻からめ
たけのこの煮物
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5月30日 6年生と保護者向け講演会
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/02
研修
中山先生、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。40年前のいじめから現代の教育、そしてAI時代の未来へ
中山先生はまず小学4年生の頃に経験したいじめの記憶を子どもたちに語ってくれました。それは40年経った今も、私の心に深く刻まれています。当時のクラス全体に広がるいじめの空気、トイレの電気を何度も消されるような具体的な行為は、幼い心に大きな傷を残しました。いじめは、その瞬間だけでなく、その後の人生にまで影響を及ぼす可能性があることを経験が教えてくれます。
(以下、中山先生より)
同窓会が教えてくれた変化、そして残る課題
数年前に参加した同窓会では、かつていじめのリーダーだった友人が医師になっていることに驚きました。大人になった私たちは、いじめを「懐かしい過去」として語り合える状況にありました。しかし、いじめた側の記憶が完全に消え去るわけではないという現実も、同時に突きつけられました。この経験は、いじめの記憶が再会の中で再び表面化する可能性を示唆しています。特にいじめた側の方が自分がやってしまった深く酷い過去として一生心に記憶として残るからいじめは絶対にしないようにと子どもたちに伝えてくれました。
そんな辛い日々の中、小学5年生で担任になった先生との出会いが、学校生活を劇的に変えました。学校に行くのが急激に楽しくなり、この経験が「小学校の先生になりたい」という夢を抱くきっかけとなりました。一人の教師との出会いが、子どもの人生にどれほど大きな影響を与えるか、身をもって体験した出来事です。
「諦めない前向きな心の力」で磨く
その先生との出会いから学んだ「諦めない前向き攻撃」の精神は、人生の指針となっています。勉強、スポーツ、遊び、どんなことにも前向きに挑戦し、心の力を最大限に発揮することの重要性を実感しています。けん玉などの遊びを通じても、この「心の力」が多方面で発揮される可能性を子どもたちに伝えていきたいと考えています。
テクノロジーの進化とAI時代の到来
ポケベルからスマートフォンへ、わずか25年で劇的な変化を遂げたテクノロジーは、今や生成AIや翻訳技術の進歩によって、私たちの生活や社会のあり方を大きく変えようとしています。ドラえもんのようなAI的な存在が現実になりつつある中で、AIが大量の情報処理に優れている一方で、相手の気持ちを思いやる「共感」ができないという課題も浮上しています。
挑戦が当たり前になった時代、起業という選択
私自身、2年前に会社を立ち上げ社長として活動しています。かつては高校生や大学生が起業すると鼻で笑われる風潮がありましたが、現代は失敗を恐れず挑戦できる環境が整っています。変化の波に乗り、失敗から学び、挑戦し続けることが、これからの時代を生き抜く上で不可欠です。何も挑戦しなければ、成長もありません。
変化に適応し、失敗から学ぶ重要性
「変化の波に乗れる人」こそが、生き残れる時代です。そして、挑戦し、失敗から学ぶことが重要です。失敗を恐れて何もしなければ、何も得ることはできません。日記や振り返りを通じて、自分の行動や感情を客観的に見つめ、次の挑戦に活かす習慣を身につけることが、自己成長につながります。
子どもたちの「夢」は身近なところにある
「唐揚げを食べたい」「カレーを食べたい」といった日常の小さな欲求も、子どもたちにとっての立派な「夢」です。夢は、将来の大きな目標だけでなく、現在の小さな望みから始まるという視点を持つことが大切です。
保護者・教育者へのメッセージ:未来を育むために
子どもたちの成長過程において、日々の振り返りや内省は非常に重要です。担任の先生の矛盾に気づくエピソードや、お小遣いの例に見られる現実の矛盾など、子どもたちは敏感に大人の行動や社会の矛盾を感じ取っています。保護者や教師は、子どもたちの内省を促し、集団の中で他者と関わりながら自己を成長させる場を提供していく必要があります。
教育現場が抱える課題と未来への取り組み
- 自己コントロールと自己認識の向上: 子どもたちが自分自身を客観的に見つめ、現状を把握することで、意見や自己批判に対してコントロールする力を育む必要があります。内面的な価値観や信念の形成が、行動やコミュニケーションの基盤となります。
- 教育における価値観の伝達と習慣化: 親が「困っている人を助けよう」という価値観を伝えることで、子どもがその行動を取るようになるように、良い行動を褒め、注意すべき点を労するバランスを取りながら、習慣化を促すことが重要です。
- 宿題と学習方法へのアプローチ: 宿題は義務ではなく、子どもが自発的に学びたいと感じた場合に行うべきものです。授業の中で学習が完結するという前提に立ち、必要に応じて家庭で小規模な課題を設定する方法を検討していく必要があります。
- 子どもの個性尊重と学習スタイルの違い: 文字を読むのが苦手な子や計算が得意な子など、個々の特性に合わせた教育方法を取り入れることが重要です。無理に苦手分野を強制するのではなく、子どもの「好き」を伸ばすことで学習意欲を高めるべきです。
- 発達と生物学的背景に基づく教育の理解: 前頭葉の進化や発達の過程を理解することは、子どもの社会性や行動を理解する上で不可欠です。
- モチベーションと報酬に関する議論: 「やらされるものは嫌い」という意見が示すように、子どもたちが自発的に取り組めるよう、夢や目標に沿った学習を促し、自主練習の計画立案や、適切な「ご褒美」設定によってモチベーションを維持していく工夫が必要です。
- デジタルゲームの学習利用とルール設定: ニンテンドースイッチなどのゲームが学習に応用可能である一方で、長時間の使用による学習時間の削減などのリスクも存在します。子どもが自制できない場合は、親が介入し、具体的な使用時間のルールを設定することが求められます。
- 非認知能力とAI活用の教育: AI技術と非認知能力の育成を組み合わせた新しい教育方法の模索が必要です。これからの社会に対応するために、AIやタブレットといったデジタルツールの活用は不可避であり、教育の価値観が大きく変化する中で、具体的な教育プランを策定していく必要があります。
最後に
いじめの記憶、教師との出会い、テクノロジーの進化、そして起業。これら全ての経験が、私に「変化と挑戦の重要性」を教えてくれました。子どもたちが、AI時代を強くたくましく生き抜くために、私たちは「諦めない前向き攻撃」の精神を伝え、自己認識を深め、行動力を育むための教育環境を整えていく必要があります。
本日はご多用の中、講演会に参加していただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
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5月29日 家庭科調理実習で和食に挑戦! 青菜のおひたし&茹で芋
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
5年生
家庭科の調理実習で、栄養満点の和食メニューに挑戦しました。
今回のメニューは、「青菜のおひたし」と「茹で芋」。普段の給食でもおなじみの身近な食材を使い、調理の基本を学びました。
実習が始まると、子どもたちは真剣な表情で、先生の説明に耳を傾けていました。まずは「青菜のおひたし」から。小松菜やほうれん草などの青菜を丁寧に洗い、根元を切り落とす作業からスタートです。「どこまで切るの?」「葉っぱがシャキシャキしてる!」と、初めての感触に戸惑いながらも、協力して下準備を進めていました。
熱いお湯で茹でるのも大切な学び!
いよいよ茹でる工程です。沸騰したお湯に青菜を入れる際には、先生の指導のもと、やけどに気をつけながら慎重に行っていました。青菜の色が鮮やかな緑色に変わっていく様子を、子どもたちは興味津々に見つめていました。茹で上がった青菜を冷水で冷まし、水気をぎゅっと絞る作業も、力加減が難しそうでしたが、みんな一生懸命取り組んでいました。
続いて「茹で芋」です。じゃがいもをきれいに洗い、芽を取り除く作業では、ピーラーや包丁を安全に使う練習も兼ねています。皮をむくのが初めての子どもも多く、少しずつ丁寧にむいていました。「見て!きれいにむけたよ!」と、嬉しそうな声も聞こえてきました。一口大に切ったじゃがいもを鍋に入れ、竹串がすっと通るまで茹で上げました。
味付けにも挑戦! みんなで作ったおひたしと茹で芋の味は?
茹で上がった青菜は、醤油とだしで味付け。自分たちで作ったおひたしを一口食べると、「おいしい!」「シャキシャキしてる!」と満面の笑みがこぼれました。茹で芋も、ほくほくに仕上がり、何もつけなくてもじゃがいも本来の甘みが感じられました。
今回の調理実習を通して、子どもたちは食材の下準備から調理、片付けまでの一連の流れを体験することができました。包丁の使い方や火の扱い方といった調理の基本を学び、また、みんなで協力して一つの料理を作り上げる喜びも味わえたようです。この経験が、これからの食生活に役立つことを期待しています。
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5月29日 今日の献立
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
今日の給食
コッペパン
牛乳
インゲン豆のクリームスープ(代替食あり)
肉ボール
キャベツソテー
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5月29日 校外学習で大阪を満喫! 水上バスから大阪城公園へ
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
3年生
校外学習で大阪の歴史と文化に触れる一日を過ごしました。この日のハイライトは、大阪の街を水上から眺める水上バス体験と、広大な大阪城公園での楽しいランチタイムでした。
午前中、子どもたちは期待に胸を膨らませながら水上バスに乗船。窓の外には、普段見慣れた街並みが水面から違った表情を見せ、歓声が上がりました。川岸に立つ高層ビル群や、歴史ある橋の下をくぐるたびに、ガイドさんの説明に熱心に耳を傾けていました。「あそこに通天閣が見える!」「あっちには大きな船が停まってる!」と、あちこちを指差しながら、大阪の魅力を再発見しているようでした。揺れる船内での記念撮影も、子どもたちの笑顔が溢れる楽しい時間となりました。
水上バスを降りた後、一行は大阪城公園へと移動。新緑が美しい広大な公園は、まさに都会のオアシスです。子どもたちは、おうちの人が作ってくれた色とりどりのお弁当を広げ、友達と見せ合いながら、楽しそうに食べていました。「これおいしい!」「卵焼きが大きいね!」など、あちこちから弾んだ声が聞こえてきます。食後には、広場で遊んだり、大阪城をバックに写真を撮ったりと、思い思いの時間を過ごしました。歴史的な建造物を間近に見て、その大きさに驚く子もいれば、天守閣の威容に感嘆の声を上げる子もいました。
この校外学習を通して、子どもたちは水上バスという普段とは違う移動手段を体験し、また大阪のシンボルである大阪城公園で歴史に触れる貴重な機会を得ました。友達と協力し、公共のルールを守りながら集団行動を学ぶ場ともなり、子どもたちの成長が感じられた一日でした。今回の経験が、子どもたちの心に深く刻まれ、これからの学習にも繋がっていくことでしょう。
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5月28日 伊丹市へ校外学習!昆虫観察と公園遊びを満喫!
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
2年生
伊丹市へ校外学習に行きました。
伊丹市昆虫館では珍しい昆虫たちに目を輝かせ、伊丹スカイパークではのびのびと体を動かし、楽しい一日を過ごしました。
伊丹市昆虫館で昆虫の世界に夢中!
伊丹市昆虫館では、子どもたちは珍しいチョウやカブトムシ、クワガタなどの昆虫たちに興味津々。大きな温室では、色鮮やかなチョウが舞い、子どもたちは歓声を上げていました。普段見ることのできない昆虫たちの生態を間近で観察し、熱心にメモを取る姿も見られました。
伊丹スカイパークで冒険!
昆虫館の後は、伊丹スカイパークへ移動。ここでは、楽しみにしていたお弁当タイムです。
「だんだんテラス」でお弁当をいただきました。うちのお弁当は「世界一おいしい!」と子どもたちから素敵な声が聞こえてきました。
お弁当でお腹いっぱいになった後は、広々とした公園で体を動かしました。立体迷路では、友達と協力しながらゴールを目指し、ローラー滑り台では、歓声を上げながら勢いよく滑り降りました。また、坂道アスレチックでは、全身を使って挑戦し、それぞれの場所で子どもたちの笑顔が溢れていました。
忘れられない一日!
今回の校外学習は、子どもたちにとって昆虫や自然と触れ合い、体を思いっきり動かす貴重な機会となりました。
友達との絆を深め、たくさんの思い出を作ることができた一日になったようです。
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5月27日 今日の献立
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
今日の給食
ご飯
牛乳
関東煮(代替食あり)
煮浸し
ゆかりふりかけ
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5月27日 自転車交通安全教室で交通安全を学ぶ!
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
3年生
自転車交通安全教室に参加し、自転車に乗る際の交通ルールと安全な乗り方について学びました。
交通ルールの確認と実践的な学習
教室ではまず、自転車の交通ルールについて確認しました。子どもたちは、クイズ形式で出題される交通標識の意味や、一時停止、左右確認の重要性などを真剣に学びました。
「ぶたはしゃべる」で安全点検もバッチリ!
また、安全な自転車に乗る上で欠かせない点検についても学びました。「ぶたはしゃべる」というユニークな合言葉で、子どもたちは以下の点検箇所を覚えました。
- ぶ…ブレーキ
- た…タイヤ
- は…反射器
- しゃ…車体
- べる…ベル
実践コースで交通安全を体感
実際に校庭に設けられたコースで、自転車と歩行者としての交通安全を体験しました。信号や横断歩道、一時停止など、様々な状況に合わせて安全確認や注意を払う練習をしました。特に、見通しの悪い交差点での左右確認や、他の交通への配慮など、実践的な内容に子どもたちは熱心に取り組んでいました。
交通安全意識の向上
今回の交通安全教室を通して、子どもたちは自転車に乗る際の危険予測や、周りの状況に注意を払うことの大切さを実感したようです。
学んだことを活かし、これからも安全に自転車を利用してくれることを願っています。
自転車に乗る機会が多い子どもたちにとって、今回の交通安全教室は非常に有意義な学びの場となりました。
ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
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