学校日記

講演や対話を通してじっくりと学校経営に向き合う時間

公開日
2025/08/01
更新日
2025/08/01

教育研修課

令和7年7月23日、学校経営者研修(2)・教頭研修(2)
および北河内地区教育長協議会研修会を合同で実施しました。

今年度の学校経営者研修のテーマは「PBL」。
PBLとは、「Project Based Learning (問題解決型学習)」の頭文字。
枚方市では「枚方版PBL」として
【教科や日常生活の中の問いや、地域・社会の本物の課題に対して
その問いの解決や課題の実現までを見据えた活動を通じて、
「実生活・実社会で生きて働く力」「未来を切り拓く力」を身に付ける探究的な学び。】
と定義づけております。

2回目となる本研修は、教頭先生も一緒に、各中学校区の課題解決に向けた具体的な構想や
アクションを練り上げる1日として位置づけられ、午前は交流・リフレクションを中心に、
午後は講演会と中学校区ごとの作戦会議を行いました。

ファシリテーターとして、第1回に引き続き、
香里ヌヴェール学院 中学校・高等学校 池田 靖章 校長にご協力いただきました。
1日の研修中、何度も池田先生から様々に問いかけがあり、
その問いの1つ1つからどんどん対話が深まっていきました。

午後からの講演会は、北河内地区教育長協議会研修会を兼ねて開催され、
戸田市教育委員会 戸ヶ﨑 勤 教育長より「令和の日本型学校教育の実現に向けて」
と題したご講演をいただきました。

参加した校長先生からは、「1日かけてじっくり校区の管理職がそろって対話を重ねることで、
改めて中学校区の課題を認識することができた。中学校区の教職員はもとより、
児童生徒の未来につながるものであるので、
第3回の発表でおわることなく実行にまでつながる取組としたい。」との言葉がありました。

次回の学校経営者研修では、これまでのPBLの取組成果を、各中学校区で発表する予定です。