令和7年9月1日(月)伝統文化研修~書写・書道にできること~開催
- 公開日
- 2025/09/05
- 更新日
- 2025/09/05
教育研修課
東香里小学校 藤井 美和子 指導教諭による講義・実技では、先生方が実際に子どもの気持ちになって実技をする場面が活気的でした。
受講された先生方からは
「お手本を見せずに一枚書いてみる。ここを整えたいなどに自分で気づく、もう一度書いてみたくなる、先生からのお手本を見ながらコツを知る、練習したくなる、自分の字を見比べる、というプロセスを自分自身でもやってみることがとても印象的でした。いつもお手本を先に配ってしまっていたのですが、こうすることで、どこに気をつけるべきか、また自分の字の良さや次への繋げ方などよく分かった。ぜひ実践していきたい。」
「今まで書き順や手本を見て書くだけの毛筆指導でしたが、思考力・判断力・表現力を身につけるために、手本を見ずに書いてみせ、その後に手本を見て気づかせるという学習方法は、子どもたち自身で学びに向かっていく授業方法に気付かされました。」などの感想がありました。
藤井先生からは「きれいな字は1種類ではなく『自分がきれいだと思う字がきれいな字』であること、その多様性を認めながら自分が納得できる「きれいな字」になるまでそれぞれのアプローチの仕方を模索するプロセスを大切にすることについて」たくさんの知識と気づきをいただきました。
研修後に質問される先生もおられ、2学期からの授業改善に意欲を高める研修になりました。