先日、輝きプラザきららにて、今年度5回目となる「支援教育ワーキングチーム会議」を開催しました。この会議は希望する先生方を対象に、各学校における支援教育のあり方について検討し、多様化する教育的ニーズへの対応力向上をめざして開催しています。発達に課題のある子どもたちへの指導方法や支援、関係機関との連携について情報共有を行う場としています。
今回の会議では子どもたちにとって「学びやすい場」をどう学校全体で作っていくか、「基礎的環境整備・合理的配慮」について交流を行いました。市教委担当者より合理的配慮の一例として「センサリールーム」や「センサリーツール」について紹介し、実際にセンサリーツールを会場に展示して先生方に使用感等を体感していただきました。その後、各学校の教室のレイアウトや環境整備で工夫している様子を写真で共有しながらグループで意見交流を行いました。
参加された先生方からは、次のような前向きな感想が寄せられました。「基礎的環境整備、合理的配慮を整えることで、学校全体の支援の質の向上に努めていきたいです。」「合理的配慮等について話し合う中で、さまざまなアイデアが浮かんできました。」「日頃からユニバーサルデザインの視点でも教室を参観していきたいなと感じました。」「他校の取り組みを参考に自校でも実践していきたいです。」
枚方市教育委員会の担当者も、先生方の指導・支援に対する熱い思いや工夫を直接伺うことができ、大変有意義な時間となりました。今回の会議で得られた学びを活かし、2学期以降の支援教育がより充実したものとなるよう、引き続き各学校と連携していきます。
今後も、一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援を推進するとともに、「ともに学び ともに育つ」教育の充実を図っていきます。