学校日記

「第6回支援教育ワーキングチーム会議」を開催しました!!

公開日
2025/11/21
更新日
2025/11/21

支援教育課

先日、輝きプラザきららにて、今年度6回目となる「支援教育ワーキングチーム会議」を開催しました。

この会議は、先生方が学校の枠を超えて集まり、一人ひとりの子どもたちに合わせた支援教育のあり方について共に考え、指導力を高めることを目的としています。多様な教育的ニーズを持つ子どもたちへの対応力向上をめざし、日々の指導方法や、外部の専門機関との連携について、積極的に情報や知恵を共有する貴重な場となっています。

今回の会議では、自閉症療育センターLinkの担当者の方を講師としてお招きしました。前半は自閉症や発達障害に関する専門的な特性理解を深めました。特に子どもたちが抱える「困り感」の背景にあるもの(アセスメント)を丁寧に把握し、「その子に合った具体的な支援方法(てだて)」を見立てることの重要性について学びました。

講義の後半には、実際の事例に基づいた事例検討会を実施しました。小学校と中学校それぞれの現場で、通常の学級や支援学級でできる具体的な支援策について活発な意見交換が行われました。参加した先生方からは、支援への視点が広がったという前向きな感想が多く寄せられました

「目の前の困り感だけでなく、その背景まで丁寧にアセスメントし、支援の方向性を見立てる必要があると改めて分かりました。」「小学校と中学校の具体的な事例を検討することで、現場ですぐに活かせるヒントが得られました。」「本日学んだてだてを早速、日々の指導に取り入れてみようと思います。」といった感想をいただいています。

枚方市教育委員会の担当者もグループ交流に参加し、先生方が各学校で熱心に取り組んでいる具体的な支援策や工夫を直接伺うことができました。これは、今後の支援教育を推進していく上で大変有意義な時間となりました。今回の会議で得られた学びを活かし、各学校との連携をより一層強化していきます。

今後も、子どもたち一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援を推進するとともに、「ともに学び ともに育つ」教育のさらなる充実を図ってまいります。