学校日記

「支援学級や通級指導教室」ってどんな場所? 関係機関による学校見学を行いました!!

公開日
2025/12/08
更新日
2025/12/08

支援教育課

枚方市では学校生活でさまざまな「困り感」を抱える子どもたち一人ひとりを地域全体でサポートするため、関係機関の担当者が定期的に集まり、情報交換や連携の強化を図っています。この会議には、私たち教育委員会だけでなく、市役所の福祉・医療など関係部署の担当者や、府立支援学校の先生方も参加し、多角的な視点から枚方市の子どもたちへの支援の充実に取り組んでいます

先日開催した会議では、枚方市立明倫小学校を訪問して「支援学級と通級指導教室」の学校見学を行いました。枚方市内の小・中学校では、通常の学級での指導だけではなく、一人ひとりの特性やニーズに合わせたきめ細やかな指導を行うため、通級指導教室や支援学級という「学びの場」を設けています。子どもたちが「自分らしく学校生活を送る」ために、これらの教室が担う役割は非常に重要です。

見学では校長先生、支援教育コーディネーターの先生、通級指導教室担当の先生より、明倫小学校での具体的な取り組みについてご紹介いただきました。実際に支援・指導の様子を初めて見た担当者も多く、子どもたちへの指導方法や使用している教材を知ることができ、普段の業務では見えにくい「実際の支援」の様子を深く理解する、大変貴重な機会となりました

明倫小学校の先生方からは、「一人ひとりの状況を正確に把握する(アセスメント)ことの重要性」について改めて教えていただきました。その後のグループ別交流では、「関係機関として、学校とどのような情報連携をすべきか」「子どもたちの成長をサポートするために、それぞれの部署でできることは何か」など、学校見学の学びを活かした活発な意見交換が行われました。

今回の学びと連携の強化を、枚方市全体の子どもたちの支援に活かし、これからも関係機関が一体となって、すべての子どもたちが安心して学校生活を送り、健やかに成長できる環境づくりを進めてまいります。

【学校における学びの場の詳細はこちらから】
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000052064.html