音楽の旅へようこそ♪:大阪フィルハーモニー管弦楽団による生徒のための鑑賞会♪
- 公開日
- 2024/01/30
- 更新日
- 2024/01/30
教育指導課
市立全19中学校の1年生を対象に、大阪フィルハーモニー交響楽団による生のフルオーケストラの鑑賞が枚方市総合文化芸術センター関西医大 大ホールで行われました。
今年度は、1月29日(月午)午後と1月30日(火)の午前・午後の3部に分かれて実施されました。
この事業は、「枚方市こども夢基金活用事業」として、本格的なホール空間で優れた文化芸術を鑑賞する機会を創出し、子どもたちの豊かな感性や創造性、人間性を育成することを目的に行われています。
鑑賞会では、「スター・ウォーズ」メインテーマに始まり、生徒がCMや日常生活の中で聞き覚えのある曲が、各楽器紹介やMCを挟みながらテンポよく演奏されました。
5曲目に演奏された「行進曲『威風堂々』第1番」は、その音の重なりや響きがまさに圧倒的。楽器が一体となって生み出す壮大なサウンドは、聴く者の心を高揚させ、音楽の力を存分に感じさせてくれました。
本鑑賞会で特に印象的な瞬間の1つは、6曲目、各部、最後に演奏される「ラデツキー行進曲」の場面です。この楽曲は、ただでさえ盛り上がりを見せるものですが、大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏と生徒の手拍子による参加が一体となることで、まるで祝祭のような雰囲気を創り出します。クライマックスに向け、オーケストラの音量と強さが増すごとに、指揮者である松本宗利音さんの指揮に合わせ、生徒の手拍子も大きく盛り上がります。この一体感は、単なる観客と演奏者の関係を超え、一緒に音楽を創り上げているような感覚を生み出します。
鑑賞会後に生徒にインタビューしたところ、「最後の曲で手拍子をして一緒に演奏できたことが、とても嬉しかったし、心に残りました」と笑顔で語ってくれました。