第4回定例教頭会 副教育長の挨拶
- 公開日
- 2024/10/18
- 更新日
- 2024/10/18
教育長・副教育長・部長 あいさつ
本日は、3点についてお話をします。
一つ目は、「支援教育・個人情報の取り扱い」についてです。
まず、支援教育について
令和5年度より、枚方市支援教育充実審議会を設置し、現在以下の四点についてご議論いただいております。
1 「ともに学び、ともに育つ」教育が実現できているのか、
2 配慮が必要な子どもたちを含むすべて子どもたちの学びの場が適切に選択できているのか、
3 適切なアセスメントに基づいた特別の教育課程の編成が行われているのか、
4 小中学校において支援教育にかかる情報共有が適切に行われているか
ということが主な論点となっています。
次に、「個人情報の取扱い」についてです。
個人情報の取り扱いについてについて2点お伝えします。
一点目は、学校が取り扱う情報は、「すべてが個人情報という意識をもつこと」。
二点目は、個人情報の取り扱いのポイントは、「厳重に管理」「慎重に運用」「適切に処理」です。
管理職として教職員研修を実施するとともに、学校における日常的な業務について、個人情報の取り扱いについて、今一度見直しを求めるとともに、教職員の意識向上を図ってください。
二つ目は、「総合型放課後事業」についてです。
総合型放課後事業は、教育委員会が運営する事業ですが、活動場所の確保や児童の安全管理の上では、学校の理解と放課後事業実施者との連携・協力は不可欠です。
今後も部屋の確保や図書室、体育館の利用、また、それに伴うトイレ等の使用や安全管理など、総合型放課後事業への協力をよろしくお願いします。また、管理職のみならず、学校教職員は、本取組の趣旨等を理解し、連携・協力するよう教頭先生からもしっかり周知をお願いします。
最後に、みなさんが『忙しい』と思ったときに思い出して頂きたいお話をしたいと思います。
□それは、アメリカの某大学での、時間の使い方に関する講話です。
・その講話は、「1日24時間では足りないと思う程に忙しいとき、マヨネーズの瓶(ビン)と2杯のコーヒーを思い出してください。」で始まります。(以下、省略)
□「忙しい」とは「心が亡くなる」、と書きます。
心が亡くなっては元も子もありません。
・まさに時間は有限です。
・そして、時間はすべての人に等しく与えられているのです。
・「時は金なり」と言いますが、「時は人生」そのものです。
・大切な時間をどう使うのか
・人生を見つめ直すきっかけにしてください。
・自戒を込めて申し上げます。
・何事も「100、ゼロ」ではなく、いつも『中庸』とは何か?を考えながら判断、行動することが大切です。
まずは、家族、子ども、健康、友人を大切にし、次に教師としての『誇り』、教育に対する『情熱』、そして自己研鑽しようとする『向上心』を忘れずに、「何事も肩の力を抜いて、ちょっとだけ頑張ろう!」、そんな気持ちや姿勢なら長続きするにちがいありません。
本日のお話は以上です。