【視察】四日市市教育委員会から(働き方改革について)
- 公開日
- 2025/01/24
- 更新日
- 2025/01/24
教職員課
令和7年1月22日(水)
三重県の四日市市教育委員会から、本市の学校における働き方改革に関する取組の視察として、総勢18名がお越しになられました。
本市は、令和元年度から立候補制で学校現場の働き方改革に取り組んできましたが、スタート当初から、時間外勤務の縮減を第一目標とはせず、現場と共に何ができるかを共に考えて組織改善へとつなげていく地道な取組を進めてきました。働き方改革は、教職員の「働きがい」と「働きやすさ」の両立への挑戦です。学校教育に関わるすべての人が、働き方改革の主語を「わたし」と捉え、できることから実行していくことが大切と考えています。
教職員課長から本市取組の説明をさせていただいた後、懇談会では様々な質問や感想等を四日市市教委の廣瀬教育長や教育委員の皆様等からいただき、交流を深めることができました。
◼️ これまで様々な施策を考えてきたが、学校における働き方改革が進むカギは、それぞれの当事者意識だと感じた。
◼️ 学校と教育委員会、地域等、市全体がチームで進めることが重要だと感じた。
◼️ 考えて、決めて、行動するというサイクルを機能させることは、授業改善等では学校内で自然とできていることだが働き方改革でも同様だと思った。
◼️ 「させられ感」ではなく、「自校ではこうしたい」という自由度をもたせ、その事例等の情報を他校に繋げていくことがポイントだと思った。
◼️ 健康で楽しくないといいパフォーマンスはできない。コントロールをちゃんとする、組織でアシストする仕組みが素敵だと感じた。
最後に、四日市市の副教育長からのご挨拶で、「取組の熱・雰囲気を肌で感じられたので実際に来て懇談ができてよかった。このご縁を、今後も大切に進めていきたい」とのお言葉をいただきました。同じ目標を掲げる基礎自治体同士、今後も情報交流をしながら、共によりよい職場環境、よりよい教育の実現に向けて進みたいです。