教育支援センター「ルポ」の午後の活動で、子どもたちと一緒に「伝承遊び」を楽しみました。使用したのは、折り紙で作った手作りメンコやこま、そしてけん玉やこま回し。どれも昔ながらの遊びですが、今の子どもたちにとっては新鮮で興味深い体験になりました。

活動の前半では、折り紙を使って自分だけのメンコやこまを製作。作る工程も遊びの一部として楽しみながら、それぞれの個性が光る作品が完成しました。

その後の遊びの時間では、力の入れ方やコツを工夫しながら、メンコを打ち合ったり、こまを回したり。けん玉では、成功するまで繰り返し挑戦する姿や、友だち同士でコツを教え合う姿も見られ、自然と助け合いが生まれていました。

デジタルから少し離れた「伝承遊び」は、遊びながら集中力や手先の器用さ、持続力など、さまざまな力を育ててくれます。自分で作って、自分で遊ぶ。その中で、子どもたちの表情には達成感や楽しさがあふれていました。

これからも、昔から伝わる遊びを通じて、子どもたちの心と体の成長を支える活動を大切にしていきたいと思います。