６月５日（木）

豊中市立桜塚小学校の眞田　巧　校長を講師に招聘し、研修を行いました。

テーマは、「安全・安心な環境づくりのための学校教育の取組」です。

講師からは、

２００１年６月に発生した事件で、どのように不審者が侵入し、尊い命が奪われてしまったのか。事件時の課題とその後の学校安全の対策について、詳しくお話しいただきました。個人ではなく、必ず組織として対応すること、安全管理では「うちは大丈夫」ではなく、「～かもしれない」という心構えを持つこと、安全教育では自他の命を大切にしようとする心を育むことを、安全連携では学校だけでは完結しない、積極的に関係づくりを進めることなど、多岐にわたってご指導いただきました。

受講者からは、

「当時の池田小学校におられた先生のお話を聞くことができ、これまで事件のことは知っていましたが、今回具体的なお話や当時の状況を詳しく知ることができ、改めて事件の悲惨さや痛ましさを感じ、絶対に自校でそのような事件を起こしたくないなと感じました。」「実際に経験された方のお話を聞くことができ、不審者対応訓練への取り組み方なども見ることができ、大変意義のある時間でした。」「今日の研修では、自分だけではわからない気づきがたくさんありました。生徒だけでなく教員の安全も守れるように取り組んでいきたいと思います。」などの振り返りがありました。

子どもの学びと教師の学びは相似形。

これからも、教職員が主体的に学ぶことができるよう、研修を充実させていきます。