先生たちの主体性とは
- 公開日
- 2025/06/23
- 更新日
- 2025/06/23
教育研修課
6月18日(水)枚方市立枚方幼稚園を見学しました。
『自分の思いや考えを伝え合える幼児の姿をめざして』~幼児が自ら心を動かして遊び、人との関わりや繋がりを広げていくために~という研究テーマで主にコミュニケーションを育てるための遊び環境について研究されていました。
トユやたくさんのバケツが用意され子どもたちが協同して水を流すことに試行錯誤している砂場、砂とは違う感触が味わえる泥を友だちのイメージに触発されながら次々と何かに見立てて伝え合う姿、泡や色水で発見したことを周りの友だちと驚き合う姿、あちこちで子どもたち同士の会話が園の細やかな環境から生まれていました。
1人で黙々と遊びこんでいる時にためていた言葉があふれ出しているのでは?という参加者からの声もありました。
参加者が対話する中で、枚方幼稚園の先生が「今日の姿を見取り、どのように環境を構成していくのかを常に考え続けている、どうしていくことが子どもにとって良いことなのか先生たちと試行錯誤を続けている」という心もちに触れたことが大きな学びになりました。
子どもが主体性を発揮できるように先生たちが主体性を発揮されているところが素敵でした。