学校日記

子どもに寄り添うとは

公開日
2025/07/08
更新日
2025/07/08

教育研修課

7月3日(木)枚方市立さだ幼稚園の3歳児クラスを見学しました。


七夕に向けて夢と可能性を広げた子どもたちが、あちこちで1学期の成長を見せてくれていました。



先生方は、子どもたち一人一人のやりたいこと,やってみたいことを支えながら、しなくてはならないこと、自分で頑張ることを直接的な指導ではなくその子に合った支援をされていました。


例えば、水に湿らせた花紙でデザートを作りたくて自分でワクワクとスモッグを着た3歳児、色の不思議さを楽しんで出来上がりを先生に共感してもらうとたたみ方の手順を見ながらスモッグをたたんでいました。後姿は自分でできることに自信がみなぎっています。


また、やりたいことが多すぎて水分補給が難しい子どもに対して「○○ちゃんのお腹にちょっと聞いてみてもいい?あれ、のどが渇いたって泣いてるよ・・」と声を掛けると慌ててお茶を飲んでいました。飲んだ後に「先生、お腹、何て言ってる?」と確認、「うん、もう大丈夫って」の言葉に安心してクラスの中に入っていきました。



入園して3カ月、どの子も自分らしく主体的に過ごしている姿から、どの先生もその子をあたたかく理解され、その子が元気に生き生きと安心して自分らしくいられるよう、寄り添ってこられた積み重ねであることが伝わってきました。