学校日記

黄金色の喜びを収穫!5年生稲刈り体験

公開日
2025/10/21
更新日
2025/10/21

5年生

「ザクッ、ザクッ」手つきもプロ級に!

今年の5月に田植えを体験した5年生の稲が、見事な黄金色に実り、本日、待ちに待った稲刈り体験が行われました。

田植えから約5か月。小さな苗が肩ほどに成長した姿を目の当たりにした子どもたち。鎌の持ち方や刈り方を教わると、いよいよ稲刈り開始です。

最初は恐る恐る鎌を動かしていた子どもたちでしたが、「何度も刈らせていただき、どんどん上達」。鋭い鎌さばきで、稲の束を根元から「ザクッ、ザクッ」と次々に刈り取り、手つきはまるでプロの農家さんのよう。最初は難しそうだった稲を束ねる作業も、仲間と協力しながら手際よく進めることができました。実りの重みを手のひらに感じ、稲作の大変さと喜びを肌で感じた貴重な時間となりました。

殿一小学校との交流

この稲刈り体験は、殿一小学校の皆さんと一緒に行われました。

笑いを誘う代表挨拶に「慣れ」と「成長」を見る

全ての作業を終えた後の閉会式では、体験を代表した本校の児童から挨拶がありました。

代表児童たちは、体験の感想や感謝の気持ちを堂々と述べました。さらに、そのスピーチの途中では、会場の笑いを誘うようなユーモアのある一言を挟み込む場面も。その絶妙な「間」や表現力からは、日頃から様々な活動を通じて人前で話す経験を積み重ねてきた「場慣れ」が感じられました。

この「笑いもありの挨拶」は、単なる作業報告ではなく、聞いている人を楽しませようという思いやりと、自己表現力の高さを物語っています。田んぼでの作業の上達に加え、人前で自分の考えを伝え、周りを和ませるという、心の面での「成長」も強く感じさせる瞬間でした。