学校日記

6月20日 家庭科「ソーイングはじめの一歩」裁縫用具と縫い方の基本を学ぶ!

公開日
2025/06/25
更新日
2025/06/25

5年生

家庭科の授業で、いよいよソーイングの学習が始まりました。

初めて針と糸を扱う児童も多く、期待とちょっぴりの緊張が入り混じる中、「ソーイングはじめの一歩」として、裁縫用具の種類や正しい使い方、そして基本的な縫い方について学びました。

いざ、裁縫用具とご対面!

授業の冒めに、先生が様々な裁縫用具を紹介しました。糸切りばさみ、チャコペン、まち針、指ぬき、糸通しなど、初めて見る道具に目を輝かせる子どもたち。「これは何に使うんだろう?」「どうやって使うの?」といった声が飛び交い、興味津々の様子でした。それぞれの用具の役割や安全な使い方について、先生から丁寧な説明があり、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。

特に、針の安全な扱い方については、先生から「針はとても鋭いので、使う時は指に刺さないように気をつけましょう」と注意があり、子どもたちは改めてその重要性を認識したようでした。

針に糸を通すぞ!―はじめての糸通しに挑戦

裁縫用具の説明が終わると、いよいよ実践の時間です。まずは、裁縫の基本中の基本である「針に糸を通す」ことに挑戦しました。細い針穴に、細い糸を通す作業は、子どもたちにとってなかなか難しいようです。中には苦戦する子もいましたが、友達と教えあったり、先生にヒントをもらったりしながら、一生懸命取り組んでいました。

「やったー、通った!」「見て見て、できたよ!」など、糸が通せた時には、あちらこちらで歓声があがりました。小さな成功体験が、次への意欲に繋がる大切な一歩となりました。

針の運び方をマスター!―いよいよ縫ってみよう

糸通しができるようになったら、次は布を縫う練習です。今回は、縫い方の基本となる「なみ縫い」に挑戦しました。先生が大きな布を使って、針の運び方や糸の引き方などを丁寧に実演し、子どもたちはその動きをじっと見つめていました。

自分の手元にある布に針を刺し、糸を引き、また針を刺す…。最初はぎこちない手つきでしたが、繰り返し練習するうちに、少しずつ針の運びがスムーズになっていきました。まっすぐ縫うことの難しさや、縫い目の間隔を揃えることの重要性を、身をもって感じているようでした。