■■東京都北区の議員視察■■
- 公開日
- 2022/11/04
- 更新日
- 2022/11/04
教職員課
(画像上:学校の働き方改革の目標)(画像中:学校の先生の一日について説明する様子)(画像下:議員との質疑)
10月27日(木)に、東京都北区の議員視察がありました。
内容は、本市の学校現場における働き方改革の取組についてです。
はじめに教職員課長の高山から、これまでの本市での業務改善の取組をまとめた取組事例集をお示ししながら、
■教職員の1日と残業過多な現状
■平成30年度から令和4年度までの時間外勤務時間等の変化(大幅改善)
■推進校を立候補制にしたねらいと市教委が学校を支援する仕組み
■現場の主体的な取組事例とその広がり
などについて説明しました。
その後の質疑応答では、
■ストレスチェックを職場環境改善に有効活用(結果送付だけでなく、フィードバック方法・効果の研究)
■推進校による業務改善の取組の結果、教職員の指導力・専門性が担保され、「教育の質の向上」によい結果が見えてきている
■ 現場と事務局双方の意識改革、対話を基盤とした同僚性の向上が必要という視点
などに好評をいただきました。
また、「教育実習に行き、多忙さを実感したことで、教員になることへの不安が高まったという話を聞いたことがある」という議員のお声に対し、高山課長からは「先日、教員志願者をターゲットにした雑誌の中で、枚方市立さだ東小学校に教員養成大学の学生が訪問した際の様子を掲載してもらい、働き方の改善も始まっていることを知ってもらう機会を作ることができた。働きがいも働きやすさも発信していくことが大切。」とお伝えしました。
最後に、坂場副委員長から、「コロナ禍であっても、現場のことを考えて、働き方改革を推進すべきだという信念に感銘を受けた」とのありがたいお言葉をいただき、非常に嬉しかったです。
とはいうものの、まだまだ課題はあります。学校現場の働き方改革を、今後も引き続き推進していきます。