６月２４日（火）学校安全研修を開催、一般社団法人　福祉防災コミュニティ協会　湯井　恵美子　理事を招聘し「学校園の災害時優先業務とは」というテーマで講義・演習をしていただきました。

  湯井先生からは、自分の命を守るための防災教育や南海トラフ巨大地震に向けた計画やマニュアルの在り方について具体的な事例を踏まえた示唆をいただきました。

  新しく知識を得るだけでなく、能登半島地震や東日本大震災のデータをどのように生かすか問われ、例えば、圧死を防ぐために何ができますか？ビニールハウスで高齢者と子どもが二人で避難生活をしていたらどう声をかけますか？など何度も考えさせられる内容でした。

  振り返りシートからは、自身の防災意識の危機感から学校安全計画や危機管理マニュアルの見直しにつながり具体的な実践までイメージが広がったことが分かりました。

湯井先生からの『子どもも先生も家族も地域もみんなが助かるために被災後の避難生活まで見通してみんなで考えていこう』という熱いメッセージは今後、各学校園に広がっていきそうです。