第6回校長会 副教育長の挨拶
- 公開日
- 2024/10/07
- 更新日
- 2024/10/07
教育長・副教育長・部長 あいさつ
□校長会の挨拶では、以下の4点についてお話をしました。
・9月25日実施の5年目研修「インクルーシブ教育」について
□二つ目は、
・9月9日実施の8年目研修「やる気のパターン15選」について
□三つ目は、
・9月24日実施の「笑顔の学校プロジェクト全体研修会」について
□最後は、
「1人1台端末の更新」について
⚪️まず、「インクルーシブ教育」については、
「共生」とは「共に生きる」と書いて「ともいき」と読みます。
「ともいき」とは今から800年前に浄土宗の開祖である法然上人が、「全てのものは縁で結ばれ共に支え合い、助け合って生きること」の大切さを説いたのもので、鎌倉時代から「インクルーイブ教育」という考え方があったことに驚いています。
「ともいき」の教育を頑張りましょう!
⚪️次に「『やる気』のパターン15選」については、
教師の役割は、子どものやる気スイッチを入れていくことです。
講師の渡辺道治先生が示された「『やる気』のパターン15選」には教師力を磨くエッセンスが満載でした。
まさに、教師が火種であり、一旦子どもの心に火が付けることができれば、あとは勝手に燃え上がることを教えていただきました。
⚪️3つ目は、9月24日実施の、「笑顔の学校プロジェクト第2回取組交流・研修会」についてです。
本市の働き方改革は、取組スタート時より、対話を重視し取り組んできたこともあり、この日も、管理職や教職員は、研修の目標を意識し、大盛況で、正直、驚きました!
⚪️最後に、「1人1台端末の更新」については、
9月6日に開催されました9月定例月議会で、1人1台端末約35,000台の更新にかかる補正予算、約39億円が承認されました。国からの補助金約11億円を合わせて約50億円もの大型事業です。この金額を見るだけでも、枚方市がこの1人1台端末の更新が未来を生きる子どもたちにとってどれだけ重要なものだと考えているかがわかると思います。
次の更新には、子どもたちが直感的に操作でき、高度な技術にも耐えうる最新のiPad、屋外でもインターネットにつながり、学びを止めないセルラー通信、他にも、前回のGIGAの時にはつけることのできなかった保護フィルムやタッチペンについても、今回は1人ひとりに用意することができました。
しかし、これらはあくまでも子どもたちが学びを深めるためのツールであり、また先生方の校務を促進するためのツールでしかありません。
この産物をどう上手く使っていくのか、それは校長先生方のビジョンとしかけにかかっています。
「成功の反対は失敗ではなく『やらないこと』だ。」とは、元サッカー日本女子代表監督、佐々木 則夫(ささき のりお)さんの言葉です。
校長先生方には、未来につながる情報をしっかりキャッチ・リサーチしたうえで、「DO SEE PLAN」の学校経営をお願いしたいと思っています。
本日の私の話は、以上です。